7月、気温26度で薪ストーブを焚く建築・木工業者。

 

倉庫のような建物から、直径50cm以上の太い煙突が出ている。

そこから、ものすごい量の煙が出続ける。

毎日ではないものの、「あ、また燃やしているなあ」という頻度。

 

白、黒、灰色、茶色、いろいろな色の煤煙が出ているのがはっきり見える。

燃やしているのは乾いた薪だけなら、そんな派手な煙は出てこないはず。

一体、何を燃やしているのか甚だ疑わしい。

 

建築・木工業者だという。

違法なものではいないという。

薪ストーブだという。

暖房だという。

お湯を沸かすボイラだという。

まだ稚拙な言い訳を並べるのか。

 

あんなに煤煙をまき散らして、あたりじゅうが真っ白になっているのに。

 

屋外での、いわゆる野焼きは基本的に禁止なので、

だったら屋内の焼却炉で燃やせばよい、という思考回路のようだ。

しかしそれは脱法行為。

 

そして、たとえ何を屋内で燃やしていても、

薪ストーブだと言えば、何としても言い逃れできると思っているようだ。

こういうことをするのは、個人、事業者問わず、決まってそういう人たち。

自分勝手な人たち。

もはや、燃やすこと自体が目的になっているとしか見えない。

 

ましてや、定常的に使用する事業者の設備なら、規制すべきもののはず。

事業所から発生する煤煙臭気は、本来規制すべきものだ。

 

地域に迷惑をかけている自覚がまるで無い、とんでもない事業者。

地域住民たちはもうゴミの自己焼却を止めているのに。

一部の農林畜産や建築業者は執拗に何かをどこかで燃やしている。

事業者はそれこそ、やりたい放題としか見えない。

遠慮配慮というものが全く感じ取れないのだ。

 

 

7月、みんなが汗をかいて暑い暑いと言っている。

関東南部のよく晴れた昼間。

誰がどう考えも、寒いわけがない。

熱中症の季節。

 

そんな季節に、薪ストーブを焚くのか。

(正直に廃材を焼却していた、と言えば済むことなのに。)

徹底的に言い逃れをしようとするほどに悪質と言わざるを得ない。

 

火を焚いて涼むのだろうか、そんな人たちは。或る意味で神秘的ではある。

 

26度を超えている日に、それでも寒いというなら、明らかに異常な感覚。

作業場にこもって薪ストーブを焚くより、

そんな人は別の病気だろうから、早急に病院に行くことをお勧めする。

一体どのような病気なのだろうか、診断結果にとても興味がある。

たとえば「火炎依存症」とでもいうのだろうか。

 

連日26度を超える日に「寒い」などと火を焚く病気の人が、

もはや建築や木工どころではないだろうに。

詭弁も甚だしい。

 

本当に迷惑な薪ストーブ。

執拗に燃やしたがる人たち。迷惑。