さて、シリーズ5回目となりました。

今回は少しマニアック?かも。

ペダルのお話です。

一般的に自転車のペダルってサンダルでも革靴でも漕げるように平ったいペダルが付いてると思います。

ペダルって漕いでいる時、ペダルの頂点から1番下に下がる間だけが推進力を産み出します。下から上に上がるのは反対側のペダルが上から下に下がるから上がってくるだけでいわば次の推進力を産み出す準備動作な訳です。

下から上に上がる時にも推進力を産み出せたら、理論上ではペダル1回転あたりの推進力は2倍になります。

そんなことあるの?と思いますよねー。

実はあるんですよ。

あなたの足とペダルを固定すればいいんですよ。そうすればペダルを持ち上げる時に脚を引くって動作ができて推進力になるんです。

固定する方法は大まかに分けて2種類あります。

①ペダルにシュークリップをつけて靴を差し込む方法。
②ビンディングシューズ、ペダルを使って固定する方法。

今回は②をご紹介します。

ビンディングペダルっていうのはスキーのビンディング同様に専用のシューズを使ってガチャンとペダルと結合します。

フランスのLook社がビンディングペダルの始祖だそうです。スキーのビンディングでも有名ですね、Look。残念ながらスキー部門は同じフランスのロシニョールに売却されていますが、ロシ板にくっくつビンディングはマーキングこそロシニョールですがフォルムはLookそのもの。ターンテーブルという独自の技術が詰め込まれたヒールカップは私がスキー選手だった頃、世界一安全なビンディングと言われていました。

話が逸れましたね。

いまは自転車のビンディングペダルです。

世の中のビンディングペダルはLookか日本のシマノのいずれかだと思います。たぶん、きっと。
シマノが多いんじゃないかな、、、主観ですが、、、

シマノのビンディングにもSPDとSPD-SLってのがあります。規格の名前ですね。

前者は主にマウンテンバイクに、後者は主にロードバイクに付けることが多い様です。

で、近所の自転車大好きおじさんが私の家の前を通りがかった時に自転車談義で盛り上がってる最中、古いけどSPDペダルあげるよって事でもらっちゃいました。

ペダリングシューズでも漕げますがやはり専用シューズが欲しい、、、

3ヶ月前にペダリングシューズ買ったばかりなのに、、、

で、ポチりました。

今後、ロードバイクに乗り換える時が来た時にムダにならぬ様、SPDとSPD SLのどちらにも使えるシューズです。

ペダルの交換なんてわずか数分です。ナットが硬いだけで外れてしまえばなんて事ありません。

ワクワクしながら初めての合体、、、

パチンッと言う音と共にシューズとペダルが!くっついた!

まずは外す練習です。片足ずつ付けては外し、外しては付けての繰り返し。

両足固定しても走れる様にまでなりました。

いやー、これはいい。

ダンシング(立ち漕ぎ)して激しく踏んでも追従してくる感がハンパありません。

しかし、初日に2回も立ちゴケしました(笑)

ビンディングあるあるだそうです。

とりあえず、4月も半ば。ビンディングペダルを手に入れた焼肉号はさらに快適にライドできるようになりました。

ちなみに、本記事を書いている今日までに覚えているだけで5回はコケてます(笑)

のんびり走っている時に道路脇から飛び出てきたママチャリをかわすのにフルブレーキして止まれたは良いもののペダルが外せなくて、、、自転車にのったまんまパタンと、、、そういえばあのおじいさん、事故を誘発させた当事者なのにそのまんまトンズラしてったな、、、

まあ、いいか。ケガしてないし。

そう、ヘルメットは大事ですよ。必ず被りましょうね。

でわ、また!