【授業】
授業時間は、高校時代が50分だったのに対し、大学では100分。最近はようやく慣れてきたが、入学当初はあまりの長さに気が遠くなりそうだった。
教室内の人数は、高校時代は20数人、多くても40人程度だったが、大学では200人以上の学生が聴講する大教室での講義から、10数名程度しか参加しない少人数授業までバリエーションに富んでいる。大教室での講義は、パワーポイントやマイクを使う関係上、高校で受けてきたような”授業”というよりは”講演会”に少し近い。週に1回、異なる教員が週ごとに入れ替わって行う授業があり、それはまるで本当に”講演会”が毎週開かれているかのようなイメージで新鮮だった。
【空きコマ】
正直なところ、授業の長さ以上に空きコマの長さに驚いた。高校時代も3年の時は空きコマが存在したが、授業時間が2倍なので空きコマ時間も2倍。また1限と2限のない日は、2コマ分の空き+1時間の昼休みが1日の最初に取れるので、昼近くまで寝てから登校することさえ出来てしまう。
【授業での人間関係】
これに関しては、事前に人から聞いていた話と実際の経験で異なる部分がある。まず、「授業内で友達ができることはない」について。これは、大教室での講義に関して言えばまさしくその通りだと思う。グループワーク等もなく、ただひたすらテスト対策のために教授の講義をメモし続けるのみなので、他の学生と関わる必要自体がない。教室内の学生たちは、他の授業またはサークル等で仲良くなったグループで集まって席についていることがほとんどなので、そもそも”新しく”友達になる切っ掛けなど生まれようがないのだ。少人数制の授業に関してはそうでもなく、グループで課題に取り組む必要性から、友達はできやすい。
他の人からは「大学にはホームルームという概念がない」という話を聞いたが、これについては、実際の体験とはやや異なった。大学の制度的な意味においては正しい。1年〇組というように、一応30~40人程度のクラスの枠組みは存在するが、高校の時のように「朝登校したらホームルームで集まって...」というようなことはない。主に外国語や体育の授業などが、このメンバーで行われるという形だ。しかし私の学部では、英語が週2回、第二外国語が週2回、体育が週1回あるので、実質週5回は彼らと会うことになる。高校のクラスメイト並みに関わる時間が長く、人数も同じくらいなので、それなりに仲良くなった。そんなわけで、実際の人間関係を見てみると、このクラス制度が”ホームルーム”としての機能を十分果たしているような気がして、あながち「ホームルームという概念はない」とも言い切れない。
入学前は「サークルやバイト以外では全く友達はできない」というイメージの大学生活を想像していたので、実際に授業での人間関係がなかなか充実していたことには驚いた。