ありがとうございます。

受けとる営業の話をしてきましたが、今している営業との違いを説明します。

あなたは名刺に自分の仕事を書いていませんか?95パーセントの人が書いています。
私も当然書いてます。(笑)

ある時、友人の勉強会で70前後の歳の方に名刺を渡したら、すぐに

「用がないですから」

と、言われ名刺を突き返しそうになり、受けとりなおしました。何も話していないし、お孫さんの縁談の話もしてません。こちらから、そんな話をしたいと思ってきてるわけでもありません。

よくわからないまま、嫌な気分で、その場を離れました。

それから半年後、その方から電話がかかってきました。あれから一度、勉強会で挨拶したくらいでした。

理由は、独身なんだけど結婚は可能か?ということでした。

それで納得しました。私が名刺を渡した時に、自分が独身なので商品を勧められると思ったのです。

確かに、保険屋さんと名刺交換をすると、後から話だけでも聞いてくださいと電話がかかって来たことがあり、その後しばらく保険屋さんと名刺交換をすると嫌な気持ちになったりしたことがありました。保険屋さん、すみません。

良く良く考えると、名刺に仕事を書いているということは、相手に自分の仕事で用がある時には電話してきてねということですよね。


人の話を聞く前に、物を押し付けているわけです。


僕は公務員だから、押し付けてないという人もいるかもしれません。確かに、物は押し付けていませんが、明らかに人はあなたのことを自分が思う典型的な公務員と結びつけてみようとします。


何かしらの、印象を相手に押し付けてしまっているのです。その逆も同じです。


相手の印象を相手の名刺から読み解きます。相手の印象を決めつけてしまうと、つながりをつくることはできにくくなります。


人間30代にもなれば、ハタチの頃にくらべて、人を判断する力ができたと思うようになります。良い出会いをつくるには、とても危険な兆候です。


相談所にやってくる方で人のことをすぐに見定めてしまう人ほど、縁を結ぶことができません。当たり前の話ですが、相手のことを見ただけでわかるはずもありません。


先ほど、公務員さんのことをあげましたが、いろんな公務員さんがいます。明るい人もいれば、暗い人も。釣り好きな人もいれば、オセロが好きな人も。


人は今までの経験や知識を総動員して、自分の考えで、この人は多分こんな人だろうと判断します。


よく考えてみてください。出会いをもとめてやってきている理由は新しい出会い、すなわち新しい人との出会いをもとめてやってきてるのです。


それなのに、今まであった人の範疇にいれてしまっては楽しみがゼロになります。良い出会いがないという30代後半の女性にみられる傾向です。


理由は、


①経験と知識が増え、人が判断できるような気持ちになること


②相手は自分をだますかもしれないと疑心暗鬼になる


です。①はすでに説明しました。②も大きな問題です。


①②を避けるために、私は出会う人は神様の化身だと思うことにしています。そうすると、折角、神様が来てくれたのだから一生懸命に話を聞こうと思います。また、できたら、友達にしてくれたらいいなぁと思います。神様は騙すこともないので、安心して話を聞くこともできます。


神様がきたら、自分の説明をするより、神様のありがたい話をききたくありませんか?すごい知識をもっているはずです。ドキドキです。


神様がしっくりこない人は、お釈迦様でも死んだ優しかったおばあちゃんでも良いです。


ただ、注意しなくてはいけないのは、神様もなぞなぞ好きなので出会いの意味をストレートには教えてくれません。ゆっくりと考える必要があります。


前回、お話をしたおこまりごとカードがここでも役立ちます。神様に名刺を渡してしまった後にはなりますが、神様の話を聞かせてくださいとお願いするきっかけのカードになります。


95%の人が押し売りをしてしまっている時に、残り5%の貴重な人になれれば自然とご縁は広がります。


次は、会った後に縁をつなげる秘訣です。


12月9日(火)午後6時半から
大阪府社会福祉指導センター 
参加費2000円 (懇親込)
http://osaka-rinri.net/14859.html


恋する結婚相談所

CLASSY

代表 大西平一

06-6131-5152