昨日、株式会社トーセの社長 斉藤茂さまの講演会に出席しました。

前に、どこかで拝見したことがあるなぁと思ったら、早稲田の後輩で

衆議院議員をしている宮崎けんすけさんの後援会の会長をされている

そうで、けんすけ君を応援する会でお会いしたのでした。


確か、ソニーの出井さんをお呼びしたのが斉藤様の力だったとお聞き

して、交友関係の広いひとなんだと思った記憶があります。


さて、斉藤様のお話をお聞きしましたが、ほんとにびっくりしました。

今まで耳にしていた経営論とは全く違っていました。


トーセはの説明は会社HPをご覧ください。

http://www.tose.co.jp/jp/index.html


いくつかの言葉を列記させていただきます。


①理念はなく、戦略と戦術しかもたない。

戦略は「永遠に続く会社づくり」、戦術は「縁の下の力持ち」


②お客様と敵対しないために、徹底的に黒子となる。


③ソフトウエアの下請けとして、アイミツをとられないために、企画提案

の商売をする。


④また、黒子に徹している効果として、様々なお客様との取引があり、

お客様同士のコラボ提案をする。


⑤デジタル情報よりも、アナログ情報を重視する。


⑥勉強好き・プラス思考・素直になって、「ツキ」を呼ぶ。ついている人間

の近くにいく。


⑦世界で売れる商品を開発することにおいては、日本よりも韓国の方が

勝っている。サムソンは世界基準をスピードをもって開発。


⑧日本の世界で戦えるものとして、アニメのコンテンツは素晴らしい。

クールジャパン協議会を稲田議員と一緒に取り組んでいる。


⑨コラボ企画として、libricaという任天度DSを使った電子書籍事業を開始

した。日本の漫画の9割を発信できる基盤をつくる。


⑩定点観測をおこたらない。1年に365回以上、本屋にいく。