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あなたは、アメリカの小説家オー・ヘンリーの
"The Gift of the Magi.(賢者の贈り物)"の
お話をご存じですか。
私の大好きな、クリスマスにまつわるお話の一つなんですよ。
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貧しいながらも、お互いを慈しみ合うご夫婦がおりました。
夫は、妻が欲しがっていた「髪飾り」を、
妻は、夫の大切にしている懐中時計に付ける「金の鎖」を。
お互いに内緒で、クリスマスの贈り物にしたいと考えます。
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けれども、プレゼントを交換する段になって、
とんでもないことになっていることが明らかになります。
夫は髪飾りを買うために「時計」を売り払ってしまい、妻は
金の鎖の代金に「髪」を切ってお金に換えていたのです。
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相手を大切にする余り、肝心の目的を失ってしまう結末。
行き違いの愚かさに落胆しつつも、互いの深い愛情を感じる。
英国の文豪ディケンズの「クリスマス・キャロル」とともに
クリスマスの日をテーマに、心の大切さを説いたお話です。
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どんなにゴージャスな贈り物でも、そこに相手を想う心が
込められていなければ、無意味です。
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わずか一言のコトバでも、相手の心に深く寄り添っていれば、
素晴らしい喜びに満たされることでしょう。
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身の丈に合わない大宴会も豪華なプレゼントも、
それを贈られる相手は、かえって負担になるだけなのです。
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モノに頼りすぎて、心の大切さを見失っていませんか。
どうか、ご自分の心を(クリスマスの)贈り物になさってください。
今日も、よい一日になりますように。
(ende.)







