ベートーヴェン ハイリゲンシュタットの遺書
藤枝市のピアノ教室
藤枝市の大人のピアノ教室
吉川ピアノ・ソルフェージュ教室です
今年2020年は、
ベートーヴェン(1770年~1827年)の
生誕250年にあたります
吉川ピアノ教室で、一番最初(ほとんどが未就学児)に生徒さんがベートーヴェンの曲に触れるのは、
「交響曲第9番 合唱付き」、
”よろこびのうた”
教材「ともだちピアノ」に出てきます。
第九が
「●●ちゃんの、パパやママ、おじいちゃんやおばあちゃんも、みーんな知っている曲なのよ」
とお話しながら、日本に伝わりポピュラーになった理由や、
ベートーヴェンのミニ銅像や顔の絵を見せたり。。。。
トップ画像の直筆コピー手紙と解説本は、ドイツ・ボンのベートーヴェン生家へ当時小学2年の息子と2人でケルンから電車を乗りついで行き、
「エリーゼの為に」の直筆コピー付き楽譜と一緒に購入してきたものです。生家のショップスタッフが勧めて下さいました。
遺書は(と言っても、これを書いたからすぐ命を断ってはいません)、
1802年10月6日に ウィーンから馬車で一時間ほどのハイリゲンシュタットHeiligenstadt(この著書にはハイグルンシュタット)で書かれた 弟カールに宛てられてた手紙です。
遺書(手紙)は、ベートーヴェンの遺品の中から1827年発見された。ハングブル国立図書館(旧カール・フォン・オシエンツキー大学図書館)に保管
なぜハイリゲンシュタットに生活していたかと言うと、健康を回復する為、主治医にここの温泉を勧められたからです
手紙にはインクのシミが ぽたぽたと落ちているので、子供達はまずそこに目がいくようです。
昔は鉛筆やボールペンなどないので、インクにペン先をつけて字を書いていた話(また、移動手段が馬車だった話なども)などに広がっていきます。
その他、生家のピアノで実際に演奏されたCDも購入して来ました。
(生家のショップのスタッフのお話によると、今は保存の為、そのピアノはレコーディングの特別な時でさえ演奏が許可されていないそうです)
教室には、画像には載っていませんが 生家で撮ってきた写真も壁に飾ってあります。
生徒さんの指導では、生徒さんの年齢に合わせて色々な話をするのですが、「エリーゼの為に」を練習している生徒さんには、
そのCDをかけて実際のベートーヴェンが弾いていた音(現代のピアノとは音が全く異なります)を聴いてもらいます。
YOUTUBEを使って、映画のシーンで実際の当時の様子を伝えたり・・・・
遠い昔のベートーヴェンに対するイメージを膨らませて欲しいなぁと思います。
ベートーヴェンのドイツ・ボンの生家
ベートーヴェンのドイツ・ボンの生家
こちらは室内やオルガン、ベートーヴェンの使った補聴器などが見られる動画ですが、デスマスクがあり、閲覧ご注意を
ベートーヴェンのオーストリア・ウィーンの家
※デスマスクの閲覧注意
最後に 好きな俳優ゲイリー・オールドマン主演の
映画「不滅の恋ベートーヴェン」(1995年公開)から
私もこのDVDを観ましたが、子供の時のベートーヴェンが第九の曲をバックに走るシーンが印象的でした。
切ないなぁ・・・・
この他に、「敬愛なるベートーヴェン」(2006年公開)の映画もありこれも観ましたが、ベートーヴェン(俳優さん)が知り合いにそっくりでした
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♪さらに詳しい内容のロングバージョン動画はHPをご覧下さい