藤枝市のピアノ教室
藤枝市の大人のピアノ教室
吉川ピアノ・ソルフェージュ教室です
今年はクリスマスツリーを早めに出しました
今日は祝日で基本的に普段のレッスンはお休みですが、
東名高速道路を使って遠方より指導者生徒さんがレッスンを受けに来て下さいました。
遠いので頻繁に通う事はできませんが、
このところ毎月レッスンにいらっしゃるので、やはり実力は目にみえて違ってきています
音楽を専門としている指導者さんなので、音楽の深い話までレッスンは及びますが、「解釈」や「分析」について。
fフォルテはただ「強く」という音量の問題ではありません。
(ましてや、ffフォルティッシモ や fffフォルティッシシモでは)
”幅広い堂々とした音” だったり
”極限状態の悲しみ、慟哭(どうこく)” だったり、
”喜びに満ちた輝かしい音” だったり、
音が空気の振動で伝わっていく事を考えながら、
音色や音質、音量、その為のタッチを助言させて頂いています。
【分析】とは学生時代にやって来たように この和音が何度の和音で、次何長調に転調していて・・・・という事だけではなく・・・
楽譜の中には、作曲者が時間をかけて練りに練った工夫の”あと”があり、
演奏する者は、作曲家が伝えたい事を汲み取り、表現する必要があります
ですから、譜読みを終えて一通り弾けた段階の、
更にその先が重要なのです
今日の指導者生徒さんのように、生徒さんによっては、かなり哲学的な事をお伝えする場合もあります
実は昨晩は、高校の同窓会がありました。
私は仕事で開始時間に全然間に合わないのですが、最後の生徒さんのみ前もって変更をお願いして行って来ました。
定年が間近となり、社長、支店長、校長教頭などなど、社会的に責任ある立場で頑張っている同級生
子供の結婚、孫ができた、親の介護、別離、病気の事・・・・
若い頃の同級会同窓会とは全く話題も変わっていますが、
「大人になってから、クラッシックをすごく聴いている。
クラッシック、いいよね〜」
という男子が増えて びっくりしました
やはりクラッシックの良さが伝わるものなんだなぁと嬉しくなりますね。