藤枝市のピアノ教室
藤枝市の大人のピアノ教室
吉川ピアノ・ソルフェージュ教室です
今日は 親戚の初盆に咳が出て行けなかったので東名高速道路を運転してようやく行ってきました
2階からお見送りしてくれた いとこの猫ちゃん
叔母や母の話を聞いていると、色々考えされられる事ばかりでした。
頼りにしていた旦那様が亡くなって楽しみがない
今の時代は年寄りの居場所がない(?)
仲の良い友達がどんどん亡くなっていなくなる
デイサービスは幼稚園みたいな事させられるから嫌
早くお迎えがきて欲しい
などなど・・・・
私の親世代は第二次世界大戦を経験し、
アメリカ軍の空襲(くうしゅう/空を飛んでいる飛行機から、爆弾が落ちてくるのです)があれば、土の中に掘った防空壕(ぼうくうごう)に逃げ、
戦争中は食事は白いお米はほとんど食べられず、さつまいもがわずかに水の中に浮いているものだったり、
ものが足りなくてお店でものや食べ物を買うことはできず、国が管理して数を制限して配る、配給制という生活を生き抜いてきた世代です。
先日「ピアノの先生の先生の先生・・・」という記事を書いて、私の先生の先生は年齢が80代でステージで演奏している話を書きました。
現在92才の現役ピアニスト、室井 摩耶子様 もいらっしゃいます
高齢者になって、「1人でも楽しめる事」がないと難しいなぁという気がします。
夫婦単位で生活していた時は、まだ車で出かけたり旅行に出かけたり、夫婦の会話もたとえ「ご飯よー」くらいであってもあった筈・・・・・
叔母は手先がとても器用で素晴らしい美的センスもあり、
教室の玄関には叔母が作った折り紙の作品を時々飾る事もあります。
でも、今は「やる気が起きなくなる」のだそうです。
「やる気が起きなくなる前の段階」が大切なのかもしれません。
高齢になってもできる趣味や何か・・・・
実の娘が(私の立場です)、お嫁さんが、孫が楽しみを与えてくれるのを待っている訳にはいきません。
娘もお嫁さんも、孫もそれぞれの生活があり、高齢者に気遣って生活を合わせるのはとても無理な事です。
テレビを一日中見ていて、幸せという訳ではないけれどそれで満足している、という人もいらっしゃいます(私の母のように。元々母は全くの無趣味です。)
これからの時代、1人でも楽しめる何かを 高齢者になってから、ではなく高齢者になる少し前から考えておくのも一つの方法だなと思います。
昔、ヤマハ音楽教室が大々的に「大人のピアノ教室」をシステムとして開講した時は、宣伝の効果もあって、高齢の方もピアノを始める方が多かったのです。
それこそ、母と年齢が変わらない方が入会されていました。
指先を使い、脳の活性化に優れているピアノをもう一度見直して頂けるといいなと思います。
そして、ピアノ効果は演奏や音楽の内容だけでなく、
「ピアノの先生」という人に接する、
先生と話をする、
先生から刺激を受ける、
ピアノ仲間とも輪が広がる、
派生していく効果も大きいと考えられます。
習い事をする時、同性でも異性でも先生が魅力的だと楽しくありませんか?
憧れの気持ちが持てる先生が見つかるといいですね
おすすめですよ