藤枝市のピアノ教室、吉川ピアノ教室です。
ゆうべは、ちょうどピリオド楽器による ショパンコンクール優勝者ポーランドのトマシュ・リッテルさんの演奏を聴いてから寝ました。
第2位は日本の川口成彦さんとポーランドのアレクサンドラ・シフィグットさんでした。
4名のうち3名をポーランド人ピアニストで、ピリオド楽器で指導が受けられる環境の中、日本人の川口さんが2位に入ったのは素晴らしいですね
実際に弾いてみると 現代のピアノとは大きな違いがあると思われますが、ショパンの愛したプレイエルの音は他のエラールなどのピアノよりは、現代のピアノに近い音のように感じました。
音楽やピアノの歴史に目を向け、このように実際に目で見て聴く機会がある時には、関心を持つことも大切ですね。
ブルグミュラーやソナチネを指導する段階で、歴史的背景を知って指導するのと、知らないで音譜通りに弾ければ
「まる」、という指導とでは、明らかに違います。
それらは 目に見えなくても生徒さんに自然に還元されていきます。