藤枝市のピアノ教室、吉川ピアノ教室です。
受験生を抱えているという事は、責任重大です。
上の写真は「聴音」という、試験官が弾いたメロディーを楽譜に書きとるという試験勉強をしています。
昔と違って、音大に入りやすくなってきているものの、
上位の音大や藝大は相変わらず難しいです。
それに、何の世界でもそうだと思いますが、入ってから「上には上がいる」と気付かされます。
音楽高校、音大受験は
経済的に親に負担をかけ、
それでも音大に進み、音楽の道で生きていきたいという
強い意志が必要で、
人前で演奏する事で評価される世界であり、
中学高校に通いながら、専攻のピアノ、ソルフェージュ、
場合によっては声楽、週に2、3回はレッスンに通います。
当然、指導する側も合格させるために真剣勝負です。
このように書くと、緊張の連続のようなレッスンのように思われがちですね
それは違います
音楽の楽しさ、作曲者の話、
夢中で練習してしまう音楽家の性、
世間話、ファッションの話(女子トーーーーーク)
などもしますよ
根底にあるのは、
「音楽は楽しい、素晴らしい」と感じられることを共有できれば、一生音楽と共に生きていける決心も新たになります。
そして、中高校生であっても、
いつか同じステージで演奏するかもしれない、
同じ音楽家の”後輩”として 話をします
ただ、もう一つ・・・
音大に進んだ人が、必ず演奏家になる訳でも、音楽の指導者になる訳ではありません。
途中で他の道を見つけたり、演奏とは違うけれど別の音楽の仕事に進むこともあります。
どの選択も、素敵な人生を見つけることができると信じています