藤枝市のピアノ教室、吉川ピアノ教室です。
いい音を出すためには「脱力」、余分な力を抜き指先に集中させる、耳を客観的に使うなど、指先をコントロールするど、たくさんの内容が含まれます。
私は色々な説明の時に、よく絵を描きます
さて、
兄弟さんのレッスンにお母様が参観されました。
県外から転校して来られ、吉川ピアノ教室に入会して頂き
一年と少し・・・・
以前の教室で使用していたテキストや先生のご指導を尊重しながら、少しずつ修正してきました。
コンクール類にも参加するなど積極的にピアノに関わり、
テキストの数もかなり多く、難しい曲も弾いていたようなのですが、
譜読みができず、ずっとお母様が教えることでレッスンが成り立っていたのだそうです。
吉川ピアノ教室に入会して頂き、まずお母様が譜読みをして教える事を一切やめて頂きました。
生徒さん自身で譜読みができるまで、そう時間はかかりませんでしたが、慎重にレッスンを進めました。
お母様は
「この一年、私も教えていないのですが、音符が読めているようで、びっくりです」とおっしゃっていました。
また、
「中学受験もあるので、ピアノが続けられるか考えもしましたが、ピアノが大好きになったようで、ずーっと弾いているんです。やめたくないって。
以前は、家での練習は少し弾いたら”出来ない”って すぐやめていたんです」
他の移られてきた生徒さんもそうでした。
コンクール類に出ていたり、発表会にもかなりの曲を弾いていたようです。
それらの曲をどうやって弾いていたの? と聞くと、やはり
「少しずつ先生の弾く真似をして覚えた」
「お母さんが教えていた」
「ドレミをふって書いていた」との答えでした。
お一人は、「先生、ドレミ書いてきていい?」と
最初の頃、質問してきました。
一度そのようなレッスンが定着してしまうと、お子さんは
地道に音符を読んで弾く作業が面倒に感じてしまうものです。
一音一音読む練習をし、難易度を下げたテキストを使うことは、本人にとっても、もどかしい作業です。
それを本人のテンションを下げないように、
今何が必要かを わかりやすく説明し、
「そうすれば、すぐこのくらいの曲は自分で弾けるよ」と
すぐ近い将来の目標を示し、
力がついてきたら 大々的に褒め、自信を持たせます
初めから吉川ピアノ教室で始めた生徒さんも、読譜力の能力はまちまちです。スーパーキッズのように全員がスラスラという訳では勿論ありません
でも、根気よく続けます。
ヤマハ音楽システム教育では、「適期教育」という言葉があり、「耳が先に発達するので耳を育てる時期」を大事にします。でも、
吉川ピアノ・ソルフェージュ教室では、音感教育を伸ばしながら、読譜力を並行して行うのが大事、と考えます。
また、ピアノ実技だけを教えるのではなく、音楽全般を好きになる為のカリキュラムも考えて取り入れています。
それは
クラッシック音楽が一生、身近なものであり、心豊かな生活を送れるように、と考えているからです。
その中に、「ピアノ」があると考えています。