NO.42 高いか安いかはお客さまが決めること | パートから社長になった坂本玖実子の「雨のち晴れ」ブログ

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株式会社クラスモア 代表取締役 坂本玖実子 公式ブログ

私が働いていた大手家具店は、

一脚 400万円以上するソファや、
1,000万円近くするタンスも扱っていました。

しかし、高級なものばかりではなく、
お手軽なものもたくさんありました。

 

私は、接客するときには
事前に予算を聞くことをしません。

聞いてしまうと、その金額に縛られて、

本当にその方に合うものを見つけにくく

なるからです。


お客さまは気に入ったものであれば、
予算オーバーでも、
喜んでご購入されます。

 
そして、

それが本当の意味でのお客さまのために

なることが多いのです。

 

 

ときどき、若い営業マンが、

 

「こんなに高いものをすすめたら
悪いんじゃないかと
怖くなってしまうんです」

 

と言うことがありますが、

高いか安いかはお客さまが決めること。

販売員が決めることではありません。



そんなときは

 

「高いかどうかを決めるのはお客さま。
自分のお財布で考えてはダメなんですよ。
高いと思ったら逆に失礼です」

 

と伝えます。

 

お客さまにとっては、1脚50万円の椅子でも、

気にいったものであれば、高いとは思いません。

そもそも、いい椅子は100年でも200年でも使えます。

それを考えれば安いとも言えます。

「それよりも、

中途半端なものをすすめたことによって
毎日何となくストレスを感じながら使って、

また数年後に買い替えることになったら、

逆に申し訳ないと思わない?」

 

という話をすると納得してくれます。

 


実際にこんなことがありました。

 

私が担当していたお客さまが、リクライニングチェアを

買いにやってきたときのことです。

 

その日、私はほかのお得意さまのところへ出向いていたため

代わりに若い販売員が応対しました。

いくつかの商品をご案内し、最終的におすすめしたのは

8万円のものでした。

 



お客さまはそれを購入され、配送の手続きもして

帰られました。

 

ところが、翌日私宛に電話が入りました。

その8万円のリクランニングチェアを
キャンセルしたいと
言うのです。

 

・・・つづきます。また読んでくださいね


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