◇大人の「ADHD」女性に多い特徴◇
ADHDと聞くと「落ち着きがない」「じっとしていられない」「衝動的に行動する」
といった目に見えてわかりやすい多動性・衝動性のイメージを持つ方が多いでしょう。
■大人の女性のADHD・よくある5つの傾向
・頭の中が常に騒がしい(多動が内面化している)
女性のADHDでは、身体的な多動(じっとしていられない)よりも、
「頭の中の多動」として現れることが多いです。
常に何かを考えている、頭の中で複数の思考が同時に走っている、
一つのことを考えていたはずが別のことに飛んでいる
といった「内なる騒がしさ」を抱えている方は少なくありません。
・片付け・整理整頓が極端に苦手
ADHDの女性に非常に多い悩みが「片付けができない」というものです。
これは「だらしなさ」ではなく、
脳の実行機能(計画を立てて順序立てて行動する機能)の問題です。
・時間の見積もりや管理が苦手
ADHDの脳は「今この瞬間」に意識が集中しやすく、
「過去」や「未来」を意識することが難しい傾向があります。
そのため、時間の経過を実感しにくく、計画通りに行動することが難しくなります。
・興味のあることには過集中、そうでないことは手がつかない
ADHDは「注意力がない」というより
「注意力のコントロールが難しい」と表現するほうが正確です。
興味のあることには驚くほどの集中力を発揮し、
食事も睡眠も忘れて没頭する(過集中)一方で、
興味のないことや単調な作業には全く手がつけられません。
・感情の波が激しい
些細なことで深く傷つく、急に怒りが爆発する、落ち込みが激しい、
感情の切り替えが難しいといった感情の波に振り回されている方も多いでしょう。
女性の場合、月経周期によるホルモン変動がADHDの症状を悪化させることがあり、
生理前に症状がひどくなるというパターンも見られます。
