◇何もないのにつまずく原因とセルフケア◇
年齢を重ねるにつれてつまずきやすくなる主な原因には、
筋力の低下やホルモンバランスの変化が関係しています。
運動不足や加齢によって、太もも、お尻、ふくらはぎといった下半身の筋肉が衰えると、
脚を持ち上げる力や柔軟性が弱まります。
その結果、足が思うように上がらなくなり、
わずかな段差や床の凹凸に引っかかりやすくなってしまうのです。
また、筋力の低下には女性ホルモンの減少も関係しています。
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンには筋肉の健康を保つ役割があります。
更年期にエストロゲンの分泌量が減少すると筋肉が衰えやすくなり、
結果的につまずきやすくなるのです。
●つまずきを予防するためのセルフケア
つまずきを予防するには、筋力アップを意識したセルフケアを続けることが大切です。
日常生活でできるセルフケアをご紹介。
1.ストレッチをする
下半身の筋肉を動かすストレッチは、筋力低下の予防に役立ちます。
太ももやふくらはぎをゆっくり伸ばすと、筋肉の柔軟性を高めることにつながります。
また、片足立ちやつま先立ち、スクワットなども有効です。
バランスを崩して転倒しないように、壁や椅子などに手を添えて行いましょう。
2.正しい姿勢を意識する
姿勢が崩れていると、骨盤が歪んで体の重心がずれ、
下半身の筋肉がうまく使えずにつまずきやすくなります。
立つときや歩くときは、天井から糸で吊るされているような感覚で背筋を伸ばしましょう。
耳、肩、腰、かかとが一直線になる姿勢を保つのがポイントです。
姿勢を直すことで足の運びも安定し、歩き方の改善にもつながります。
3.食生活を見直す
食生活を見直し、筋肉の材料となるたんぱく質を意識して摂りましょう。
たんぱく質には肉や魚などに含まれる動物性たんぱく質と、
大豆製品などに含まれる植物性たんぱく質があります。
メイン料理に肉や魚を取り入れる、大豆製品を副菜に使うなど、
日々の食事のなかにバランスよく組み合わせて摂りましょう。
何もないのにつまずくのは筋力の低下が関係しており、
下半身の筋力アップを目指すことで改善できる可能性があります。
ストレッチや食生活の工夫など、無理なくできるセルフケアを取り入れて、
つまずきにくい体づくりを目指しましょう。
