○脳にスイッチが入る習慣○
大人世代になると生活が固定化して、
脳の中の決まった箇所ばかり使っているという人も多いそう。
でも逆に脳の使い方のクセで、言動に影響を与えていることも。
脳の使い方のクセについてご紹介。
■脳には8つの働きがあります
(1)思考系
ものごとを決断する脳の司令塔
(2)感情系
感情を生み出し表現する。他者の感情も読み取る
(3)伝達系
コミュニケーションを通じて意思疎通を行う
(4)理解系
複数の情報を整理して理解する
(5)運動系
自在に体を動かすことを司る
(6)聴覚系
耳で聞いた言葉や音を脳に集める
(7)視覚系
目で見たことを脳に伝える
(8)記憶系
新しい情報を蓄積し、好きなときに取り出して活用する
■得意を見つけて不得意を強化
脳は70代、80代になっても成長します。
自分の脳に興味を持ち、素直な気持ちで日常に変化を加えると活性化します。
脳には同じような働きをする、神経細胞の集団があります。
それぞれの働きに合ったトレーニングをすることが大事です。
ただ、個々人の顔が違うのと同じように、
脳の働きにも個々人で個性(得意・不得意)があります。
まずは自分の脳の個性を知った上で、それぞれを強化してください。
強化する際は、強みを伸ばしつつ、苦手を克服するのが理想。
弱みは強みとの合わせ技で育ちます。
人生を積み重ねてきて、脳にひとつやふたつの強みは必ずあります。
例えば主婦の方は、変化に強い脳を持っています。
家事は8つの働きをまんべんなく使う、優れた行動だからです。
ただし、工夫を怠って、マンネリ家事をしていると脳は衰えます。
■脳にスイッチが入る3つの習慣
習慣1)朝9時までに20分間太陽の光を浴びる
太陽光は脳を刺激して、体内時計をリセットしてくれます。
また、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促進し、人を陽気にさせます。
陽気な人は脳の老廃物である、アミロイドベータがたまりにくいとも。
雨の日でも、玄関を出て曇った空を見上げましょう。
習慣2)30分に1度は立ち上がる
1日の中で座る時間が長い人ほど、脳が衰えやすいことが世界的に分かっています。
テレビを見ているときも、30分に1度は立ち上がるクセをつけましょう。
立ち姿勢になったら、伸びをしたり、屈伸やストレッチをしてみましょう。
習慣3)眠る時間を決めて守る
自分の意志で睡眠時間をコントロールすることは、
脳の司令塔・思考系にスイッチが入ります。
8時間30分睡眠を基本とし、前後30分で調整しながら決定、実行を。
睡眠は記憶の整理、脳の老廃物の処理に重要です。
■8つの脳の働きをまんべんなく刺激
脳は年齢を重ねるほど、新しい刺激を求めています。
小さな初体験を積み重ねていきましょう。
●まったくやったことのないことをやる
例えば
・英会話
・孫とオンライン通話
・ボランティア
・推し活
・おしゃれな髪色にする
人間の脳は学習機能が高く、慣れてくると
どんなことも新鮮には感じられなくなり、省エネモードに。
この状態は完全なマンネリ脳で、新しい刺激を排除し、脳機能を低下させてしまいます。
そうなる前に、外国語を学ぶ、いつもと違う髪色を楽しむなど、
「私それ知らない」という体験を取り入れましょう。
●家事は最高の脳トレ
家事の中でも特に、料理、掃除、片付けは、脳のさまざまな働きを同時に使う行動。
ただ、普段やっていることをパターン化したり、面倒くさいと感じたら危険信号。
例えば、推しの歌手に料理を振る舞うイメージで食事を作るなど、
何かしら工夫をしたくなる思考を持つと脳トレ度が高まります。
脳の若返りにドキドキ、ワクワク、ときめくことは大切な要素です。
◆どうしても何をしたら良いのか分からない場合
・若い頃の夢ややりたかったことを思い出しましょう
あの頃の夢を趣味にできるのは大人の特権。
楽しむことを目的に、学び直しをしたり、資格取得を目指してみましょう。
"どうせ無理"という思い込みはリセットして。
・やりたいことリストを作ってみましょう
小さなことから大きなことまで、やりたいことを書き出してみましょう。
目標は100個。案外やりたいこと、たくさんあるはずです。
