◇「お腹の健康状態」がわかるチェックリスト◇
冬の寒さで体が冷えて「おなかの調子が悪くなってきた」という人もいるでしょう。
大腸の機能低機能が低下した大腸の状態を「停滞腸」といいます。
その大腸を大腸内視鏡で診ると、健康な腸のように脈打たず、働きが鈍かったり、
動きがほとんど止まっていたりします。
排泄する力が弱まり、大腸内に老廃物が溜まりやすくなります。
停滞腸でお腹に張りを覚え、下腹部がポッコリ出ている場合、
多い人で2〜3Lものガスが溜まっていると考えられます。
腸の不快感だけでなく胸やけやげっぷ、吐き気、痛みなど胃の不調も生じさせます。
加えて、老廃物が有害物質を発生させ、血液を介して全身をまわっていくと、
肌荒れが出て、口臭・体臭が強くなります。
頭痛、肩こり、むくみ、疲れやすさ、だるさなど、さまざまな症状も招きます。
新陳代謝の低下から脂肪が燃焼しにくくなり、太りやすくなるケースもあります。
【停滞腸チェックリスト】
1.野菜はあまり食べない
2.果物はあまり食べない
3.外食が多い
4.水分の摂取量が少なめである
5.食事の量が極端に少ない
6.食後、下腹部がポッコリと出やすい
7.むくみやすい
8.冷え性である
9.真冬になるとお腹の症状が悪化する
10.それほど飲み食いしているわけではないのに、なぜか痩せない
11.ダイエットをしているのに下腹だけポッコリと出ている
12.なんとなく、いつもお腹がすっきりしないし、体も重く感じる
13.便が出たあとも爽快感がない
14.あまり体を動かさない
15.最近ストレスを感じることが多い
4〜5項目当てはまる…軽度の停滞腸
6〜8項目当てはまる…中程度の停滞腸で注意が必要
9項目以上当てはまる…重度の停滞腸
■気温差は腸にも影響
腸のために食事や生活習慣に気をつけている人でも、
意外と見落としがちなのが水分の摂取です。
本来、大腸の中はたっぷり水分を含んだ「泥状」の食物残渣が多くあります。
しかし、水分の摂取量が少なかったり、汗の量が多かったり、
食物繊維の摂取量が少なかったりすると、大腸内の水分が減少します。
これを「腸の砂漠化」といいます。
腸が砂漠化すると便秘が慢性化し、腸の働き自体が衰える「停滞腸」になります。
そして排出されない老廃物が有害物質を発生させ、
それらが全身をめぐり、不調や病気を引き起こします。
お腹の中には常に2〜3Lのガスがたまっている状態となり、
腹部の強い不快感が脳神経に伝わり、
うつうつとした気持ちを引き起こしてしまうこともあります。
腸の砂漠化は、季節を問わず注意が必要です。
夏場は発汗が多くなり、「夏便秘」が増えます。
冬は水分の摂取量自体が減りやすく、冷えも影響して停滞腸が発生しやすくなります。
季節の変わり目やエアコンが稼働する時期には、10℃以上の気温の変化や
室内と室外の温度差によって腸の調子が崩れやすくなります。
腸の砂漠化を予防するには、水分を摂るようにしましょう。
コップ1杯程度ずつ、分割して飲むのがコツです。
