◆散らかった「汚部屋」がもたらす悪影響◆
部屋の汚れは心の乱れ。
家事は容易ではありません。整理にかかる時間だけでなく、
整理しようと決心するまでに時間がかかることが多いようです。
しかし、散らかった家は体に悪影響を及ぼします。
乱雑な空間がもたらす5つの悪影響をご紹介。
1. ストレス
散らかった空間はそれ自体でストレスを与えます。
シドニー大学の研究によると、散らかった環境は注意力を低下させ、
脳の精神的ストレスを増加させるそう。
特に、家が散らかっていると感じる女性は、そうでない女性よりも
ストレスホルモンのコルチゾール値が高かくなります。
2. 決断力の低下
散らかった環境は決断力にも影響を与えます。
インド・デカン大学医学部のジャビン・ベチャム博士は、50歳以上の成人を対象とした研究で、
物が積み重なり、部屋が散らかっている人は
重要な決定を先延ばしにする傾向があることを発見しました。
一方、整理された空間にいる人は、決断力が保たれていたそうです。
3. 集中力・記憶力の低下
散らかった環境は生活の満足度にも悪影響を及ぼします。
周囲が散らかっていると重要なことに集中しにくくなるのです。
特に、ADHD(注意欠陥・多動性障害)を持つ人にとっては、より大きな障害となるそう。
また、散らかった空間は記憶力にも悪影響を与えます。
脳は一度に処理できる情報量が限られています。
物が多すぎると脳が過負荷となり、記憶力が低下するため。
4. アレルギーの誘発
散らかった部屋はほこりなどのアレルゲンがたまりやすい。
アレルギー反応にはくしゃみ、目のかゆみ、咳などの症状があります。
清潔で整理された家を維持している人は
そうでない人よりも全体的な健康状態が良好です。
5. 過食・肥満のリスク増加
部屋に物が多すぎて整理が難しい状況は、過食と肥満のリスクを高める可能性が。
「行動と環境」というジャーナルに発表された研究によると、
散らかった空間ではストレス解消のために
クッキーなどの甘い食べ物を2倍多く摂取する傾向があるという。
この問題は物を捨てられない「溜め込み症」の人に、より深刻に現れました。
また、糖尿病や心臓病などのさまざまな慢性疾患を患うリスクも高くなります。
