○健康と美の基盤は腸内環境にあり○
腸内環境の重要性がますます注目される今。
心身のバランスを整える腸活の秘訣をご紹介。
■消化管と免疫・腸が果たす驚きのダブル機能
最近注目されているのが、腸のふたつの働きです。
腸は、体外から取り込んだ食べ物を
消化・吸収し、不要なものを便として排泄します。
これは生命維持のために重要な消化管としての働きです。
もうひとつ重要な働きが“免疫”
腸には多くの免疫細胞が存在し、外の世界に存在する多くの異物に接し、
何を敵と見なし許容するかを判断する学習の場です。
このように、免疫のバランスは腸内環境に左右されるため、
肌荒れや不調が気になるときは、
腸を整えることが美容や健康への第一歩かもしれません。
■“消化だけじゃない”腸の真価
腸は“小腸”と“大腸”に分かれ、それぞれ大切な役割を担っています。
小腸には多くの免疫細胞が集まり、体を守る“免疫の要”として働きます。
また、大腸にはさまざまな腸内細菌がすみつき、
食物繊維などを発酵・分解し、短鎖脂肪酸など体に嬉しい成分を生み出します。
腸内環境が整うことで免疫にも良い影響が。
免疫細胞と腸内細菌が協力することで、
体調や気分、美容にもつながることが分かってきました。
糖尿病や花粉症、疲れやすさ、体型の変化との関係にも注目が集まっています。
■リーキーガット(腸漏れ)のケアも大
リーキーガットとは、腸の粘膜に隙間ができ、
本来通さないものが体内に入りやすくなる状態のこと。
これが続くと免疫が過剰に反応し、炎症を起こしやすくなり、肌荒れや不調だけでなく、
アレルギーや生活習慣病のリスクが高まることが言われています。
ストレスや偏った食事、睡眠不足が大きな要因で、
腸内環境の乱れと密接に関わっています。
発酵食品や食物繊維を中心にバランスよく食べることが大事。
腸の健康は、不調の対策だけでなく、
肌や体の美しさに直結するので、ぜひ心がけてみてください。
■考える前に腸が決めている・腸と脳の不思議なつながり
腸と脳は密接に連携しており、
実は脳より腸のほうが先に指令を出すこともあります。
腸は“第二の脳”と呼ばれ、多くの神経細胞やホルモン、神経伝達物質を持ち、
体の状態を素早く察知し脳に伝えています。
腸の状態が良ければ心身の安定につながりますが、
乱れるとストレスや体調不良の要因に。
腸内環境が整うことで、肌の調子や体調が良好に保たれやすくなるため
日々のケアが重要です。
