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◆歯が抜け落ちる原因◆

 

 

日本人が歯を失う原因として多いのは、歯周病です。
歯周病は、歯と歯ぐきの境目にたまったプラークに含まれる細菌が原因で起こります。

初期は歯ぐきの腫れや出血から始まりますが、

進行すると歯を支える骨(歯槽骨)が溶け、最終的に歯が抜け落ちる可能性もあります。
しかも、歯周病は「サイレントディジーズ(静かなる病気)」と呼ばれるほど

自覚症状が少ないのが特徴。

気づいたときにはかなり進行しているケースも珍しくありません。
加えて、糖尿病や喫煙、ストレスなども歯周病の進行を加速させる要因になります。

40代はこれらのリスク因子が増える時期でもあるため、要注意です。
 

■40代・50代で“部分入れ歯”を使用する人たち

「入れ歯」と聞くと、総入れ歯を思い浮かべがちですが、

実際には部分的に歯を失った場合にも入れ歯が使われています。

特に、奥歯を失った場合は咀嚼機能への影響が大きく、

見た目以上に生活の質に直結するのです。
また、歯を1本失っただけでも、その両隣の歯が傾いたり、

噛み合わせがずれたりといった「二次的なトラブル」が起きやすくなります。
これが連鎖的に広がり、最終的に歯を失うきっかけになることも。
つまり「1本くらい失っても大丈夫」と放置するのではなく、

早い段階で歯科医に相談し、適切な治療を受けることが重要です。

■“将来の自分の歯”を守るために今できること

将来の入れ歯を回避するために、

今からできる基本的な予防策を押さえておきましょう。
① 定期的な歯科健診を受ける
半年に1回の定期健診を推奨。

歯周病は自覚症状が乏しいため、専門家によるチェックが不可欠です。

② 毎日のセルフケアを見直す
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシの併用が効果的。

プラークの約6割は歯と歯の間にたまるとされており、

歯間ケアの習慣化がカギになります。

③ 生活習慣を整える
喫煙、糖質過多、睡眠不足、ストレスなどは歯周病のリスクを高めます。

全身の健康管理が、結果的に口腔内の健康にもつながるのです。

歯を1本でも多く残すことは、見た目だけでなく

「しっかり噛める」「会話を楽しめる」といった生活の質の向上にもつながります。
「まだ大丈夫」と思っていても、40代以降は歯の健康が大きく変化する時期。

将来の自分のために、今こそ口腔ケアを見直してみましょう。