(今回も、私小山田が感じたことを雑多につづっていきます)


67.痛みの表現

痛みを表わす時、一般的にはpainを使います。

(1)I have (a) back pain.(私は背中が痛い)
(2)I have (a) pain here.(私はここが痛い)

ここで、painに不定冠詞がついたりつかなかったりするのは、話者がpainを抽象的にとらえた場合には冠詞がつかなくて、形容詞をつけるなど具体的にとらえた場合は冠詞がつくからです(もっとも、語調など理屈では説明しつくせない部分もあります)。

他に、のどなどがヒリヒリ痛む場合は、次のように言います。

(3)I have a sore throat.

また、長く鈍痛が続く時はache(エイク)を使います。おおむね、頭、耳、背中、お腹の4つに使われます(こちらは、不定冠詞が必要ですが、ネイティブによっては不要という人もいます)。

(4)I have a headache.
(5)I have an earache.
(6)I have a backache.
(7)I have a stomachache.

なお、heartacheは精神的な「心痛」の意味なので注意が必要です。文字通り心臓(胸部)が痛い場合は、次のようになります。

(8)I have a pain in my heart [chest].

専門用語では、cardialgia(カーディアルジア)やcardiodynia(カーディオディーニア)と言います。

他には、怪我による痛みの場合、hurtを使うことが多いです。

(9)My right leg hurts seriously.