(今回も、私小山田が感じたことを雑多につづっていきます)


63. 気をつけたいカタカナ語(ジンクス)

「ジンクス」という語は、日本語では縁起の良いことにも悪いことにも使われます。例えば、次のように言えます。

(1)右足から靴を履くといいことがある。
(2)この道から行くと、よくないことが起こる。

いっぽう、英語のjinxは、ロングマンの英英辞典に次のように記載されています。

(3)someone or something that brings bad luck, or a period of bad luck that results from this

つまり、不運をもたらす縁起の悪い人や物ということになります。
jinxは、動詞としても使われます。例えば、いつも良くないことが起こる場所を次のように言えます。

(4)This place is jinxed.(この場所は不運をもたらされる)

冒頭(1)の、縁起が良いことを表わすのであれば、

(5)Whenever I put on my right shoe first, I have good luck all day.

などと言えばよいでしょう。