71.bayとgulf
「東京湾」は、Tokyo BayかThe Bay of Tokyoと表している。
ところが、北アメリカ南方の「メキシコ湾」、またイランとサウジアラビアの間にある「ペルシア湾」は、bayではなくgulfを使った名称で呼ばれている(The Gulf of Mexico / The Perisian Gulf)。
そこでgulfとbayの際を知りたくて、英英辞典を引いてみると、
“A gulf is a large deep bay.”
と定義されていたのである。
[付属]ある私立大学の外国語学部が英語の助教授を募集した時、応募者の面接に立ち会ってくれと言われ、面接委員の席の一番端にいて、面接のやり取りを見守っていたことがある。一人の教授が(その頃はちょうど、あの湾岸戦争の最中であったので、一つ質問をした時のやり取りがおかしかったので、以下に再現してみよう)。
P(教授)「あなたは英字新聞を読むことがありますか?」
A(応募者)「はい。なるべく読むようにしています」
P「では訊きますが、『湾岸戦争』っていうのは英語ではどう言っていますか?」
A「Bay Warです」
P「それは確かですね?」
A「と思います」
P「面接は之で終わります。次の人、どうぞ…」
「湾岸戦争」は、the Persian Gulf の地域で行われたのだから、英語放送でも英字新聞でも the Gulf War と表していたのである。
「東京湾」は、Tokyo BayかThe Bay of Tokyoと表している。
ところが、北アメリカ南方の「メキシコ湾」、またイランとサウジアラビアの間にある「ペルシア湾」は、bayではなくgulfを使った名称で呼ばれている(The Gulf of Mexico / The Perisian Gulf)。
そこでgulfとbayの際を知りたくて、英英辞典を引いてみると、
“A gulf is a large deep bay.”
と定義されていたのである。
[付属]ある私立大学の外国語学部が英語の助教授を募集した時、応募者の面接に立ち会ってくれと言われ、面接委員の席の一番端にいて、面接のやり取りを見守っていたことがある。一人の教授が(その頃はちょうど、あの湾岸戦争の最中であったので、一つ質問をした時のやり取りがおかしかったので、以下に再現してみよう)。
P(教授)「あなたは英字新聞を読むことがありますか?」
A(応募者)「はい。なるべく読むようにしています」
P「では訊きますが、『湾岸戦争』っていうのは英語ではどう言っていますか?」
A「Bay Warです」
P「それは確かですね?」
A「と思います」
P「面接は之で終わります。次の人、どうぞ…」
「湾岸戦争」は、the Persian Gulf の地域で行われたのだから、英語放送でも英字新聞でも the Gulf War と表していたのである。