61.1. No Parking or Standing / 自動車がstandingする(1)
通りのところどころに<駐車禁止>とか<駐停車禁止>という標識が出してある。このうちの<駐車禁止>は No Parking.であるが、<停車禁止>に当たる英語は、英語国を旅行して歩いた者なら、誰でも見かけたはずのものである。standing.> である。
この英語の標識を初めて見かけた時、私はどういうことか、すぐにはわからなかった。一つには、その時はまだ私は自動車を運転する人ではなかったからである。
日本語での「駐車」と「停車」の区別を知らないで「交通指導員」の腕章をつけて、私が停車中なのに文句を言ったのが、私の住んでいる町の隣町にいて、私は運転席の窓を開けて、「あなたは交通指導員なのに『駐車』と『停止』の区別も知らないのか、僕はただ『停車』しているだけで駐車などしていないではないか」と言ったら、すごすごと去って行ったのであった。
つまり、運転する人が運転席にいて、状況によってはいつでも車を移動できる状態を「停車中」というのである。
この区別は、もともと自動車の先進国であった米国、英国から始まったもので、自動車についての動詞 park、動詞 stand の間の区別であって、日本でもそれにならったものである。(続)
通りのところどころに<駐車禁止>とか<駐停車禁止>という標識が出してある。このうちの<駐車禁止>は No Parking.であるが、<停車禁止>に当たる英語は、英語国を旅行して歩いた者なら、誰でも見かけたはずのものである。
この英語の標識を初めて見かけた時、私はどういうことか、すぐにはわからなかった。一つには、その時はまだ私は自動車を運転する人ではなかったからである。
日本語での「駐車」と「停車」の区別を知らないで「交通指導員」の腕章をつけて、私が停車中なのに文句を言ったのが、私の住んでいる町の隣町にいて、私は運転席の窓を開けて、「あなたは交通指導員なのに『駐車』と『停止』の区別も知らないのか、僕はただ『停車』しているだけで駐車などしていないではないか」と言ったら、すごすごと去って行ったのであった。
つまり、運転する人が運転席にいて、状況によってはいつでも車を移動できる状態を「停車中」というのである。
この区別は、もともと自動車の先進国であった米国、英国から始まったもので、自動車についての動詞 park、動詞 stand の間の区別であって、日本でもそれにならったものである。(続)