41.4.イギリス英語での country house, country gentleman


a country house, a country gentlemanを「国の家」「国の紳士」と訳す人がいるとすれば、これは問題外である。多くの日本人は、「田舎の家」「田舎の紳士」を訳すであろう。これは、米国などではそれでよいのであるが、英国では事情が違っていて、この訳語によってのみの理解では不適切である。


英国は、いわゆる階層社会(class sosciety)の伝統で来ていた国で、それすっかり消滅したという話しはk聞いたことがない。英国の上層階級は首都ロンドンんどに住んでいない。彼らは country areaに住んでいて、そこの地主になっていて、お城みたいな館(やかた)住んでいる。そこでゆったりした余裕ある、自然に囲まれた生活、そして知的な生活をしているのである。


したがって、country house は<上流社会のお屋敷>、country gentlemanは<田園生活をしている上流社会の紳士>といった意訳的理解が必要であろう。