36.1.house/residence/ (resident)


この3語のうち、residenceはカタカナ語で「レジデンス」となって、日本ではマンションの名前などにも使われている。我が家の近くにも「秀和荻窪レジデンス」という白亜のスペイン風のマンションがある。


しかし、residence は別にコンクリート造りの家屋のことに限ったことではなく、木造家屋でもよくて、要するに house の高級語(?)であるにすぎない。


[付]residents(s)

この語は、動詞reside(文語、liveのこと)の名詞形であるから、「住民」「居住者」のこと。foreign residents in Minato Ward in Tokyo と言えば、「東京の港区の外国人居住者」のこと。



36.2.residential section


いわゆる「住宅街」のことで、私がこの言葉でイメージするのは、東京区内の場合なら、例えば次にリストアップするようなところである。


大田区田園調布/世田谷区深沢;成城学園/千代田区番町の一部/文京区小石川の一部/杉並区荻窪1丁目など


つまり、ただ住居が多くある、ということではない。


米国やオーストラリアやカナダなどでは郊外には、その整って緑いっぱいの庭がある邸宅が並んでいる住宅街が展開していて、その美しさ、クリーンさに、しばしば息を飲んだものである。