33.(7) carpet, rug; wall-to-wall carpeted floor
私が30年以上住んでいる家は、部屋が8間あって、そのうち1間だけが畳の間であり、他は全部絨毯敷きである。絨毯関連では、まず類義語ペアとして、carpetとrugの意味用法上の違いである。
carpetのほうが広い面積をカバーする大きさであるのに対し、rugは細長く短い絨毯である。
絨毯を敷く時、その部屋の端から端を全部カバーするものは、a wall-to-wall carpet と呼ばれている。
carpetのことで、もう一つ思い出したことは、米国に長期滞在していた時に、南部のテキサス大学の英語学科を表敬訪問したことがあり、昔からの友人の研究室に行ったところ、「ちょうどいい。今日は、主任教授の A.A.Hillがいるから、紹介する…」と言って、主任研究室につれて行ってくれた。互いに文通していたので握手し、後日再会を約して辞したのであるが、私の友人の助教授は、いきなり “Did you notice his carpet is much thicker than mine? It's because he is head of the department.” と言ったものである。