本日は、クリスマスということもあり、クリスマスに関する表現を紹介します

(表記は、ChristmasかXmasで、X'masは間違いです)。


クリスマスは、イエス・キリストの生誕日であるとされていますが、実は諸説あり、

ローマ帝国時代のミトラ教の信者が、太陽神の誕生を大々的に祝った時期が

ちょうど今の当時の時期と重なり、その習慣をキリスト教が取り入れたことから、

クリスマスがこの時期になったという説が有力です。



a. クリスマスのメッセージ


Marry Christmas!が一般的ですが、宗教的配慮から、

Season's Greetings!や Happy Hokiday Seasosn!を書く人も増えています。


b. クリスマスに → at Chiristmas


atは、時刻など点を表す時に使いますが、 他に比べて短かったり短く感じる時期の時にも使います。

例えば、at the weekend, at noon, at nightなどがそうです。

欧米では、クリスマス休暇として、クリスマスの時期に1週間ほど休みを取り、

新年は、1月2日あたりから働く人が多いです。

なお、一日に関して使う場合は、on Chirstmas day, on Christmas Eveと、onを使います。



c. クリスマス・イブ → Christmas Eve


前出のように、クリスマス・イブにつく Eve は、古英語で「夜、闇」を表すeven が由来とされています

(元は、「夜になる」という動詞で、「朝になる」の動詞 mornにingが付いて名詞化したのがmorningです)。

大晦日も、New Year's Eve と言うのは、ご存じの方も多いでしょう。



d. ボクシング・デー → boxing day


あまり聴き慣れないかもしれませんが、12月26日すなわちクリスマスの翌日です。

主に、イギリス、アイルランド、オーストラリア、カナダ、北欧での習慣です。

名称には諸説あり、元々は、教会が貧しい人たちのために、クリスマスプレゼントとして

募った寄付を入れた箱(box)を開ける日であったことから"Boxing Day"と呼ばれ、

転じてクリスマスの翌日をこのように呼ぶようになったとされています。

他には、郵便配達人や使用人にプレゼントの箱を贈ったことによるという説もあります。

なお、アイルランドでは、12月26日は"St. Stephen's Day"として知られています。

"St.Stephen"(聖ステファノ)は、ギリシャ系ユダヤ人でキリストの弟子となり、

キリストが十字架に掛けられてから、まもなく神への冒涜罪で石打ちの刑に処せられた、

キリスト教で初めての殉職者です。

(この項、http://eigoyasan.blog116.fc2.com/blog-entry-193.html

      http://maihara.seesaa.net/article/1403291.html  参照)