今回は、日本語に引っ張られて間違いやすい表現を紹介します。



a. 私は渋谷に買い物に行きました → I went shopping in Shubuya.


25でも紹介しましたが、日本語の「~に行く」に引っ張られて、go ~ingの表現に、toをつけると、

目的地に行くまでにその行為をすることになります。

すなわち、go shoppin to Shibuyaにしてしまうと、 渋谷に行く途中に買い物をすることになります。

25で紹介したように、go swimming, go fishing, go skiingなども同じです。



b. 彼は水中深く泳いでいた → He was swimming under the water.


ここで、「深く」に引っ張られてdeepを使わなくても、underに「海の下の方」すなわち「深く」という意味が出てきます。

「潜水する」も、go under the seaと言えばすみますし、表記のswim under the seaも同じ意味で使えます。

「潜水艦」は、おなじみのsubmarineで、subがunderの意味を持っています。



c. 私はロンドンに数冊本を注文した → I ordered several books from London.


これもよく間違いやすい表現として、ご存知の方も多いと思います。

「ロンドンに」の「~に」に引っ張られて toを使いがちですが、元々、

order+目的語+(to be sent) from London という構造です。

なお、注文した数冊が同じ本の場合は、several copies of books になります。