今回は、言えそうで言えない「次の次」をどう表現するかです。


まず、次のような問いを受けたとします。


a. 神田駅までは、何駅ありますか? → How many stations are there before we get to Kanda Station?



stationsの代わりにstops(バスでも使える)、 get toの代わりにarrive atも可能です

(reachは、「苦労して到達する」というニュアンスがあるので、ここでは避けたほうがいいです)。



そして、次のように答えるとしましょう。これは、すぐにご紹介しませんので、まずご自分でお考え下さい。


b. 次の次の駅です。


「次の駅」なら、next stationなので、It's at the next station.と、簡単に言えます。

ところが、「次の次の駅」を直訳して、next of the nextなどというと、よくわからなくなります。


実は、意外と簡単な表現になります。それは、次の通りです。




It's at the second station [stop].


つまり、「次の駅」がthe first stationなので、その次は、the second stationとなります。


他には、the station after the nextとも言います。

ここで、次の曜日に関する表現を見てみましょう。


c. 前の前の土曜 → the Saturday before last (Saturday)

d. 次の次の土曜 → the Saturday after next (Saturday)

e. 再来週 → the week after next (week)


ここで、曜日の前のnextは、副詞と同じ扱いなので、the は付きません。

一方、駅など場所を表すnextは、特定の駅を表すので、theを付けます。