今回は、スポーツに関する表現を紹介します。元々英語のsportsは、クリケット、ゴルフ、キツネ狩り、釣り、ボート、ヨットなど、富裕な人がやる物を指しました。
また、「彼はスポーツマンです」は、He is an atheleteと言います。ちなみに、水虫のことを athelete footと言います。
a. 私はスポーツをするのが好きです → I like sports.
「~する」に引っ張られて、do sportsとする人が多いですが、単に「スポーツが好き」と言っておいて、
見るのが好きかするのが好きか、どういうスポーツが好きかという話題を続ければいいわけです。
なお、play sportsは、ボーリングを除く球技に限定されます。「ボーリングをする」は、bowl か go bowlingで、
ski, skate, swimmingなどと同じ用法です。
b. 私の兄は柔道をします → My brother is a judoist [judo athelete].
日本の競技は、practiceやtake part inを使いますが、より簡単に言えば、表記のようになります。
英語では、競技をする場合は、プロかアマかは問いません。どうしても区別が必要であれば、
その後にその話しを付け加えればいいのです。ですから、「私は野球をします」を、
I am a baseball player.と言っても良いのです。
c. 父は、土曜日の朝よくジョギングをします → My father often jogs (on) early Saturday morning.
ジョギングは、そんままjogという動詞でも使えますし、My father often goes jogging~.とも言えます。
onは、口語ではあまり使いません。なお、「ランニングシャツ」は、athelete shirtと言います。
d. あなたの趣味は何ですか? → What are your interests?
「趣味」と言うと、hobbyという単語が思い浮かびますが、元々hobbyは、sportsと同様、ヨットや乗馬など
裕福な人たちが行うものです。また、かなりマニアックな収集もhobbyで、今風に言えば「オタク」に当たります。
interestには、「興味」のほかに「趣味」という意味もあります。よって、表記の表現が最も適切です。
Do you have any hobbies?は、専門的あるいはオタク的な趣味を尋ねる時には可能です。
e. 私の趣味は水泳です → I like swimming.
他にも、My interest is swimming.や、My favorite pastime is swimmingなど.と言います。