今回は、病気に関する簡単な表現を紹介します。



a. 私は風邪を引きました → I have a cold.


中学生でも理解できる簡単な文ですが、意外と日本語の「引きました」に引っ張られて、

catchの過去形caughtを使ってしまいがちです。caughtを使うと、

もう風邪を引いたのは過去のことで、

現在は回復していることになるので、表記の表現か、

完了形を使って、I have caught a cold. が良いでしょう。



b. 私は喉が痛いです → I have a sore throat.


喉の痛みでは、painやacheではなく、「ひりひりする痛み」で、soreを使います。

painは、一般的な痛みです。I have a pain in ~,と、場所を言えばわかります。

acheは、長く続く鈍痛で、headache(頭痛), toothache(歯痛), stomachache(腹痛)で使われます。

なお、heartacheは「心痛」「苦痛」なので、心臓が痛い時は、I have heart pain.などと言います。



c. 今日は一日中寝ていたほうがいいですよ → You should be in bed all day (long) today.


まず、「~したほうがいい」で、had betterは使いません。

「~しないと大変なことになる」という脅しの意味があります。

「~したほうがいい」は、shouldですが、「~するべきです」という意味が引っかかるのであれば、

It would be better (for you) to~などと、人を主語にしないという方法もあります。

また、「寝ている」は、be in bedです。be on the bedにすると、単に「ベッドの上にいる」と言う意味いなります。



d. 体温はどれくらいありますか? → What is yout temperature?


temperatureは、温度という意味で、体温にも使われます。

他には、What temperature do you have?という表現も可能です。

なお、温度を言う時は、摂氏(Celcius degrees)か華氏(degree Fahrenheit )をつけます。

「まだ測っていません」と答えるなら、 I haven't taken my temperature yet.や、

I have not yet taken my temperature.と言います。



e. お医者さんに診てもらったほうがいいでしょう →(I suggest) You should see the doctor.


これも、cと同じで、 「~したほうがいい」は、shouldが適切ですが、I suggestやI thinkなどをつけると、

より柔らかくなります。ここでも、人を主語にしないで、It would be better (fo you) to see the doctor.とも言えます。