「青山通り」など、通りに関する表現を紹介します。
a. 私の父の会社は青山通りにあります。 → My father's office is on Aoyama Street.
この場合、まず「会社」にcompanyは使いません。companyは全体を指しますし、
「仲間」という人間名詞でもあるからです。
また、「通りに」の「に」は、イギリス英語ではinを使う傾向にあります。
ビルの谷間にあるような感覚なのでしょう。
b. そのビルは、なに通りにあるのですか? → What street is that building on?
この場合も、aと同じようにイギリス英語では inを使うことが多いです。
c. 横断禁止 → Pedestrians must not cross the street here.
Crossing street is prohibited.でも、間違いではありませんが、
この場合は、passengersを主語にするのが自然です。
d. あそこの横断歩道を渡りましょう。 → Let's take that pedestrians crossing.
「横断歩道」は、他に、イギリス英語で zebra crossingとも言います。
また、オーストラリアでは、"Caution! Kangaloo crossing"
(カンガルーの横断注意)の標識を見かけます。
e. その店は通りの向こう側のあのビルの中にあります。
→ That shop is in that building across the street.
ここで、inはinsideでも言えます。
なお、「通りの向こうの喫茶店」は、a coffee shop across the streetと言います。
f. 私はその通りを歩いていました。 → I was walking down the street.
ここで、downの代わりに、upやalongも使えます。upは、北の方角に向かったり、ビルディングのハウスナンバーが増える所にいく場合に使いますが、どちらでも構わないときや分からない時は、downが多いです。
この場合、onは使いません(streetにくっついて歩くのは、当たり前だからです)。