今回は、ホテルでの表現をいくつかご紹介します。



a. ホテルを予約する → reserve [book] a hotel room


「予約する」は、普通はreserveですが, より口語的なのはbookです。

ただ、reserve [book] a hotel と言うと、ことによると、

ホテルを全館丸ごと予約すると勘違いされることがあるので

(もちろん、状況から大体わかりますが)、roomを付けると間違いないでしょう。



b. 空き室 → vacant room, vacancy


「空き室」を、直訳して empty room と言うと、何も無い空っぽの部屋という意味になります。

「今晩、空き部屋はありますか?」なら、Is there any vacant room tonight? のように、

vacant room や vacancy を使います。

なお、「空き室無し」は、No Vacancyと書いてあることが多いです。

ちなみに、ビルやアパートの空き室は、office space availableのように、availableを使います。



c. 一晩いくらですか?→ How much is the room charge for a night?


「一晩」を強調させたければ、a night の代わりに just one night と言います。



d. 明朝は、モーニングコールが必要です → I need a wake-up call tomorrow morning.


以前も紹介しましたが、「モーニングコール」をそのまま英語にしても通じないので、

wake-up callと言います。具体的な時間を示して、

Could you wake me up at 6 o'clock tomorrow morning.

などと言う手もあります。



e. 私は、自宅にコレクトコールをしたいのですが → I would like to call home collect.


「コレクトコール」は、動詞と名詞の間に人をはさんで、表記のように使います。

「自宅」は、家庭なのでhomeを使います。あるいは、具体的な国名を挙げて、

my family in Japan と言うことも出来ます。

なお、「国際電話」は、international callやoverseas callで、「国内電話」は、domestic call、

「フリーダイヤル」は、toll-free (call) numberと言います。



f. 明日私の部屋をキャンセルしたいのですが、キャンセル料はとられますか?


→ I would like to cancel my reservation (for my room).

Will I have to pay my cancelation charge?


キャンセルは、しないに越したことはありませんが、

急な旅程変更で、やむを得ずキャンセルする場合は、

なるべく早目に申し出ることです。