引き続き、間違いやすいカタカナ語を取り上げます。
m. マンション → condominium
mansionという英語はありますが、「豪邸」という意味で、カタカナ語のマンションとは全然違います。
なお、アパートは、アメリカ英語ではapartment house, イギリス英語はflatと言います。
また、イギリス英語でapartmentは「貴族の住居」という意味で使われることがあります。
例:There are several aprtments in the mansion.
n. バックミラー → rea viwe mirror
車のバックミラーは、英語では表記のように言います。
他にも、「ハンドル」は、そのままhandleとすると「扱う」の意味になるので、
steering wheelと言います。
o. フリーマーケット → flea market
不用品を安く売ったり、交換するという、いわゆる「蚤(のみ)の市」のことですが、
「フリー」を「自由」と勘違いしないよう注意が必要です。
元々、19世紀のフランスで始まったとされ、march aux pucesの英訳です。
蚤がたかるような古着を持ち寄ったことが起源のようです。
p.ギャング → gangster
マフィアなどでお馴染みの「ギャング」は、個別にはgangsterです。
gangは一団のことを指します。ちなみに、暴徒をmobと言いますが、
口語では the Mobでマフィアのことを言うことがあります。
q. バイキング → buffet
「バイキング」の元の単語 vikingは、8~11世紀にかけて北欧の海岸を荒らした北ゲルマン族の一段を指します。
この食事形式は、1958年(昭和33年)、帝国ホテルで始まりました。北欧のsmorgasbordという、
個人がめいめいに持ち寄って皆で食べる立食形式を、当時流行っていたバイキング映画になぞらえて、
食べ放題飲み放題の形式を「バイキング」と名づけたのが始まりです。
「バイキング形式の」は、特に all-you-can-eatという形容詞もありますが、お店の表示で使われることが多く、
通常、「バイキング形式の料理」は、a buffet dinnerでじゅうぶんです。