この本は、京都の路地に佇む大正時代の町屋長屋。どこか謎めいた老婦人が営む「男子限定」の料理教室には、恋に奥手な建築家の卵に性別不詳の大学生、昔気質の職人など、事情を抱える生徒が集う。こんな内容です。
僕は、この物語で人々の繋がりの大切さを学びました。先生と生徒、智久と永久子、ミ


キとジュリア、ヴィンセントと顧客、佐伯と妻など。
それともうひとつ、電子レンジでチンではなく、手作りの料理っていうのもいいなぁ~と思いました。この本は、僕にとって人生の教科書となりました。とてもおもしろかったです。