昨日はメンデルスゾーン『エリヤ』の練習だった。

来月には定演なのに酷い出来だ。とにかく音程が取れていない。
練習時にはピアノ伴奏があるのに何故ピッチが下がるのか?
理由は明白だ!
くだらない音取りCDに殆どの者が頼っているからだ。
ドイツ語が入った音取りCDにより耳から覚えたものは謂わば受け身のものである。
音取りCDを購入している連中は自ずと隣や周囲で歌っている者の放つ発声の音程に
合わすことになる。周囲の者の音程が悪ければ影響されてどんどん下がる。
 
エリヤ等のクラシック曲を歌うにはソルフェージュの能力が必須である。
積極的な音程取りの発声が必要である。
絶対音感があるに越したことはないが、せめて相対音感の能力が有ればピアノの音から自分のパートの音程が取れるはずである。
 
しかしながら我が団の連中のほとんどは相対音感も備えていない。そのような者がエリヤを歌う必要があるのだろうか?

団歴20年にもなって未だに楽譜が読めなく音取りCDに頼っているような者がだ。
 
定演は一応『団の発表会』ではない。プロのオーケストラを雇ってS席5,000円もするようなチケットを売る演奏会である。
 
これでは我が団に縁もゆかりもなく『エリヤ』を聴きに来てくださるお客さんに対してあまりにも失礼ではないか。
 
練習方法にも問題がある。
元ピアノ伴奏者の指導者は暗譜出来ましたかの連呼。
それに続く太鼓持のような技術委員がいるのには辟易する。
そろそろ指導者を交代することを検討したほうが良い。本当は今回限りでやめてもらいたいが。
指揮に合いませんねとしょっちゅう言っているがそれは指導者の指揮のヘタなせいもある。
 
昨日の練習も暗譜の時はどのパートも出だしが一瞬遅れる。
 
練習時限定のソリストで合格点を与えられるのはソプラノとバリトンの2名だけだ。
アルトの下手なソロは、歌ってもらわなくて結構だ。なんで声があんなにふるえるのだ、甚だ耳障りである。
 
暗譜することが目的になってしまっている。一度暗譜できたものだけで歌わせてみるといい。自己採点の甘い次元の低い暗譜で満足しているような連中にだ。
 
昨年に12月までは練習に参加していたが、年が明けて練習にこない者がいる。
聞くところによると暗譜なので定演への参加を自ら辞退したとのこと。
 
指導者と技術委員はいったい何様のつもりだ!
我々の仲間を切り捨てて平気なのか?
歌唱能力に優れた真に技術委員と呼ぶにふさわしい者は一名だけではないか。
 
近年の指導者の団員に対する言葉遣いも気になる、それに身なりもだらしない。お前はいったい何様のつもりだ。
まともに就職したこともない、ピアノ伴奏者崩れで声楽の指導もできない者にいつまで指導を任せているのだ。
 
定演後の総会は『指導者』についても自由な意見が言えるよう団員のみでやってもらいたい。