最初の物件として購入したのが、さいたま市緑区にある、木造2階建て8戸の「サンライズ1号」です
さいたま市と言っても関東に住んでいない人はピンとこないかもしれませんが、この辺りはさいたま市になる前は浦和市だったところで、今でも浦和と呼ばれているところです。
「ところでオーナーに質問です!なんで浦和に買おうと思ったんですか?」
「いい質問ですね~。でも残念ながら理由は特にありません…」
4年前にこの物件を紹介されるその日まで、浦和に興味を持ったことはただの一度もありませんでした。
浦和に友人もいなければ、親戚もいません。駅を利用したのも、その日が初めて。
それなのに、いきなり浦和、それもアパート。オーナーの経験もなければ、不動産投資の勉強もまだまだよちよち歩きです。
当然親兄弟には内緒。(大体いつも事後報告)
不動産投資に詳しい人にも、「初心者には難しすぎる物件だ」 とだめ出しされたのですが、紆余曲折を乗り越えて、私の第一号物件になりました。
パンパカパ~ン!
不動産というのは不思議なもので、使い古された言葉ですが、「出会い」があると思います。人間同士の出会いと同じで、「これだ!」って思う、説明できない直感のようなものが働く時があります。
もちろん投資なので、自分が目標としている利回りや立地や建物の良し悪しも重要なポイントですが、同じぐらい重要なのが、ピンとくるかどうか。
この感覚は、私が不動産を買う上でかなり重要視しているポイントです。
さて、不動産会社からチラシを見せてもらった瞬間に、
「見に行きたい!」
と思って、その日の内に電車に飛び乗り、浦和駅からタクシーに乗って、たった一人で見に行く行動力の源になった写真はこれ。
その日のうちに、「買いたい!」 と心はほとんど決まってしまっていたので、人はそれを行動力があると言うのか、無謀にもほどがあると言うべきか…。
ところでこの写真の吹き出しに書いてある言葉、「サンライズ一号等」って、漢字まちがってるじゃんか。
騙されなくて良かったよ~、やれやれ。