さて、いよいよ明日の朝に出発です!
ここで少々、自分の気持ちを振り返ってみます...
『もし自分が男に生まれていたら自転車で旅をしていたかもしれない』
数年前から周囲にこう漏らしていたので、知ってる人は知っていると思う。
約四年前、書籍によって自転車旅というものを知り世界の広さに思いを馳せた。
ただ、女性ひとりで自転車旅をするなんて全く聞いた事が無いし、リスクの大きさから自然とその思いは諦めへと変わっていき、自転車旅というものは本当の意味で夢へと成り果てていった。
...以前私が勤めていた会社にこんな人たちがいた。
一人目に、私の上司はサーファーで世界中を旅したことがあり、私が在籍していた時に退職したのだがその理由は
『ちょっとメキシコで波に乗ってくるので会社辞めます』
二人目は、その上司が退職した事で自分が営業部門になり都市部の事務所へ出張することが増えたのだが、その事務所にチャリダーさんがいた。出会って2ヶ月後に退職したのだがその理由は
『次はアラスカからメキシコまで自転車で走るので会社辞めます』
素晴らしい職場だった。
元々中南米へ旅をする為に資金稼ぎとして選んだ職だが、彼らとの出会いは必然だったと今でも思う。
因みにそのチャリダーさんは今現在、ペルーを走っている。
そして実際に中南米を旅していて、ふと思う。
もし明日死ぬと言われたら、後悔はあるか?
やり残した事は他に無いか?
自問自答した時に出てきたのが、
『ひとりで自転車旅をしたかった』
...したかった、ってなんだ!?
いま、やればいいじゃないか。
そして、いま、やろうとしている。
願いは叶う。
全ては自分の気持ち次第だ。
この旅を通して沢山の思い描いていた事が現実になっていく。
正直、私はそんな自分が怖い。
それでも、自分の幸せに対して貪欲になりたいと思う。
自分の楽しいと思う事、嬉しいと思う事をしていると、それを見た人も自ずと幸せに出来ると信じている。
だから私は、これをやりたい!これだ!と感じた事は引き続き素直に耳を傾けていきたい。
"自分に正直に"
...それでは、行ってきます!
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