マンガンパイロスマライト。

少々ややこしい名前で、大人気のパイロクスマンガンと良く似た名前!


パイロクスマンガンは、一見田口でしかでないと思われがちですが、質を問わなければ全国のマンガン鉱山で多産するものらしいのです。

一方でこのパイロスマライトは、日本で採集できる鉱山は2つしかありません。

そしてパイロスマライトを鉱石として採掘していた鉱山は世界でおそらくこの鉱山たった一つヵ所。
鉱石として何に使われていたのでしょう?

語源は、パイロというのがラテン語で火という意味だそうで
頑火輝石のパイロキネシスからきているのかもしれません。


バラ輝石と良く似ているので一見バラ輝石の結晶のようにみえますが、

光沢が真珠光沢、雲母みたいな光沢をしています。
結晶は六角形。



ただし、、
なかなかその結晶はお目にかかれないキョロキョロガーン




ということを最近お勉強して覚えました。




その可憐な六角形が採りたくて採りたくて!
試行錯誤?して、
やっとこさ、

結晶を、、ゲットしました。


こちらが六角形のパイロスマライトの結晶です。
露頭の土に埋まってたところを掘り返すとボロボロと崩れたてこちらが出てきました。

結晶は、大体3ミリ程度なんですが、大きい方だそうで、大事に飾ることに決定ラブ





ほかにも

こんな部分もありました。
ここのは、マンガンパイロスマライトですが、別の坑道では、鉄分に富む鉄パイロスマライトが採れるようで、そちらは黄褐色、緑褐色というくすんだ色なのだそうです。

どうしても晶洞がちいさいので

奥まったところにひっそり。というのが多いです。


これも結晶かな?



ただ、まだ無知なので、、
ネオナイスに突っ込んでしまったわたし。

見事に?たぶん焼けました。
もったいない、、、
玄人は、お酢を一滴ずつたらして溶かすのだとか、、、
とは言え、そこまでできない\(゜ロ\)(/ロ゜)/



よくみるとちいさなのがあちこちに付いています。



これは、柘榴石も一緒にお願い



これは、
どこについてるのかというと、


ここに!
黄色いパイロスマライトです。
黄色?なんで?



バラ輝石の結晶で有名なブロークンヒルでは、4センチの宝石質のパイロスマライトが出たそうですが、それもかなり少産で参考画像を探しましたが、ミンダットでくらいしか見つかりませんでした。


すばらしい、、!!