暇だし久々に吹奏楽ネタでも

各高校様々な演奏スタイル、サウンドがあるのですが、
埼玉県の高校、伊奈学園は、
とてもお上品で整然とした演奏。
動画を見てもらえればわかりますが、
背筋ピーンの足元ピチーです。
(私が現役のときは、スカートめっちゃ長くて足開いて演奏していました
)

いい意味で、いつもコンクールに勝ちにきているのがわかるような演奏なのです♪
そんな伊奈学園の2013年のコンクール自由曲がコチラ。
あのレミゼラブルを、コンクールで!?
一般的にコンクールに持ってくるのはクラシックだったり、吹奏楽用のクラシックだったりします。
つまり、
恐らく全国初演のこの曲は、吹奏楽の常識的にコンクールには不向き
であると思うのです。
確かに場面転換での見せどころはありますが、全国大会で勝てるような超絶技巧の見せ場がありません。
フィギュアで例えると羽生君が4回転飛べるのに2回転しか飛ばないようなもんです。
だけど演奏後、この全国大会前半の部で一番観客が盛り上がったというのです。
各団体ずつ、ブラボーを叫ぶ人員がいるのですが、この演奏のあとブラボーは、いたるところから飛んできているのがわかります。
初っぱなのプロローグはもちろんのこと、
特に感動したのが夢破れての木管の歌いこみです。
テンションを下げずに上げながら持ってくのは相当なブレスや表現力が必要なはず。
そして、最後の宇畑先生の満面の笑みでの二回のお辞儀は、本当に熱いものが込み上げてきます

結果はもちろん全国金賞です

近年の伊奈学園のイメージを払拭するような、表現力で勝ち取った金賞ですね♪
今年はどんな活躍をされるのかまた楽しみです✨
