思い出してくれる人や瞬間があれば | 阿蘇の国のクララ

 

10月29日(土)...

 

「クーちゃん、耳どうかしたの?

見せてごらん」

 

「クー...」

 

「ママ大変...!?

クーちゃんの耳が腫れてる...どうしょう!」

 

10月31日(月)...

 

ママ

「週末は病院が休みだったから、

今日行こうね♪」

 

「クー...私、どこか悪いの?」

 

ママ

「調べたら、耳血腫(じけっしゅ)みたい...」

 

「耳血腫?」

 

※耳血腫...

最近、クララの耳をさわると

痛がっていました。

気をつけて見ていると

耳たぶの内側が大きく膨れてきました。

原因は、摩擦・圧迫・打撲などです。

耳を掻きすぎたり、

頭を激しく振るなどしても

起こります。

 

 

「すぐに良くなるといいんだけど...」

 

烏城ペットクリニック

 

「助けてクーださい...」

 

パパ

「クーちゃん、バースくんが守ってくれるから、

大丈夫だよ!」

 

先生

「血管が破れて血が溜まっていますね。

注射器で血を抜きますね」

 

「...クララの血なら飲んでもいい!」

 

「パパ、笑わせないで...、手が震えます♪」

 

ママ

「また溜まるでしょうから

一週間後に来てくださいって」

 

11月1日(火)...

 

「今日は犬の日、犬を可愛がる日ワオンね」

 

「りんごちゃん、がんばってるね!

みんなから愛されて幸せだね♪」

 

11月3日(木)...

 

阿蘇根子岳山中

 

「りんごちゃんも逝くんだね...」

 

「フーッ...」

 

阿蘇根子岳

 

りんごちゃんも、

誰からも愛されていました。

 

りんごちゃんのことは

誰も忘れないでしょう。

 

思い出してくれる人や瞬間があれば

りんごちゃんはいつでも生き返ります。

 

鍋の平キャンプ村

 

「海の国のりんごちゃん!

眩しかったし、大好きだったよ♪」