日常の中で何かを決めるということは | 阿蘇の国のクララ

 

9月21日(水)...

 

今日もいい天気で

パパは庭の掃除をしています。

 

「クー、終わりましたか?」

 

「うん」

 

「クーちゃんが好きな、夕日の里に行こうか?」

 

「行クー!」

 

南郷谷

 

「オープンセサミ、

今日もボランティアが来てくれています♪」

 

「お馬さんのおうち、早くできるといいね」

 

ママ

「...クリ買ってくるね」

 

熊本県山都町

 

「クーリ」

 

「これと...」

 

「訳ありの方」

 

途中には、

五ヶ瀬川が流れています。

 

「川、見てみようか?」

 

「ゴーッ!」

 

「荒れてる...」

 

「こんな五ヶ瀬川を見るのは初めてだね」

 

五ヶ瀬川(全長106キロ)の源は、

五ヶ瀬町の九州山地の

向坂山(1684メートル)にあります。

 

流れは初め北流しますが、

高千穂町でゆるやかに湾曲し、

南東に向かいます。

 

主に宮崎県を流れますが、

支流の上流部は大分県や熊本県に

またがります。

 

今、その五ヶ瀬川の支流の上に

産業廃棄物最終処分場の

建設が計画されています。

 

敷地内には複数の湧水も存在。

 

業者は

「基準値内に水を処理して川に流すから

問題ない」

としていますが...

 

住民による反対運動が

県境をまたいで広がっています。

 

パパ

「特産センターごかせにも寄ってみる?」

 

 

 

「五ヶ瀬産のぶどう...」

 

 

「おい、また、クリ買ったぞ」

 

「どんだけ、クリ好き?」

 

夕日の里

 

阿蘇山

 

「クー!」

 

日常の中で何かを決めるということは、

何かを切り捨てるということに

他なりません。

 

ヴェジタリアンになるなら、

肉好きの友だちを。

 

不自然になるなら、

自然を。