もしもしかめよかめさんよ | 阿蘇の国のクララ

 

8月5日(金)午前5時

宮崎・お倉ヶ浜へ...

 

西九州自動車道

 

「きれいな空ね」

 

「クー」

 

「...そろそろ日の出だよ♪」

 

「クー!」

 

「暑くなる前に

アカウミガメの卵を見に行こうね♪」

 

「クー♪」

 

「ワンちゃんがいる」

 

「サーフィン?」

 

「ううん、アカウミガメの卵を見に来たの」

 

「タヌキから守ってあげて」

 

「クー!」

 

「...どうかな?」

 

アカウミガメの産卵巣

 

子ガメは卵が産み落とされてから

50日~70日で孵化します。

 

産卵巣の1つがそのタイミングです。

 

「以前来た時と様子が違うね」

 

「孵化したのかな?」

 

※巣立ちの兆候として産卵巣が陥没します。

 

研究会の人に訊いたら、

孵化しないので掘り上げてみたら

無精卵だったそうです。

 

「近くにあと2つ産卵巣があるから

それに期待しょう」

 

「クー」

 

※つぎは8月20日頃だそうです

 

同じ街に何回も降りたつと、

どんどんその街が好きになってきます。

 

ましてそこに住んでいる人と

会話したりすると、

まるで住んでいるような気持になります。

 

日向の風はいつも潮の香り。

 

「また来ようね♪」

 

「クー♪」