何があっても、傍にいるよ | 阿蘇の国のクララ

 

4月25日(月)5時半...

 

「...パパ、どこ行くの?

まだ寝てないでしょう?」

 

「雲海見てくる!」

 

「クーちゃんは、ゆっくり寝てなさい。

ナデナデ♪」

 

北外輪山から見た阿蘇谷。

 

ちょっと薄いけど、ブロッケン現象です。

 

仙酔峡道路

 

仙酔峡のミヤマキリシマ

 

「幻想的なほど奇麗な光景だったよ」

 

...パパは午前10時半に帰宅しました。

 

午後2時、

ここからは、私とママも一緒です。

 

「クーちゃん、よだれはどうかな?

目の反応は?」

 

「もう少し、ステロイド飲もうね」

 

「飲めたかな?そしたら、

クーちゃんの大好きな日之影川に行こうね♪」

 

道の駅青雲橋

 

「...はちみつどれにしようか?」

 

「これは、クーちゃんに...」

 

 

「一つください」

 

ひのかげ栗そふとくりーむ

 

「パパが食べて、ママが食べて...」

 

「次は、クーちゃんでしよう♪」

 

たとえ病気になっても...

 

私はパパとママと一緒にいたいの。

 

日之影川

 

傍にいさせてほしい。

 

ママの傍で、

楽しい思い出や嬉しい思い出を作りたい。

 

パパと些細なことで喧嘩して仲直りして、

また笑い合いたい。

 

石垣の村

 

何度も、何度でも、

ママに、パパに、

大好きだよって伝えたい。

 

「クー!」

 

ママ

「大丈夫だよ。

私たちは、何があっても、

クララの傍にいるよ」

 

パパ

「クーちゃんの隣で笑ってるから...」

 

 

「大好きだよ!」