少女は、PCでマイスペースを開いてみた。


この前のショーケースに貼ってあったバンドのポスターを見た時、閃いたのだった。




『バンドを始めよう!』と。




そこで少女は、PCを使って同じ気持ちを持っている人たちに会おうと思ったのだ。


真剣にPCをいじっていること、約1時間・・・・!



ついに見つけた、自分の本当の居場所となると言えるところ。



『バンドメンバー募集中』


少女はスクロールを下に下ろして記事を書いた人の名前を呼んだ。


『M』




少女は即メッセージ『M』を送った。


その時、少女は少し夢に近づけた気がしたのだった。

更新するの、遅くなってしまいました・・・。

ご、ごめんなさい。


話が変わりますが・・・私、パラモア(PARAMORE)が大好きですv


そういえば、新しいアルバムが少し前に出たんですけど、


igorance(サビの部分の歌詞が良いッ)



brick by boring brick(←MVがマジ最高ッ)


っていう曲にすんごいハマっちゃいました。

その前のアルバムも、その前の前のアルバムの曲も好きです。


misery business

なんかヤバス!MVもイケるし、かなりテンションが盛り上がるッ




いつかパラモアに会いたい・・・なんて思ってる私。


少しでもその夢に近づくためにカラオケとかで鍛えてマス。


ああカラオケで歌いたいッッ!!

カラオケにあるかな・・・ってないよね??もう少ししたらできるかも!


期待しちゃおうvv




以上、Karen's Talkieでしたぁぁ★

━少年の家にて━




「確か・・・こうすればいいんだっけな・・・?」


少年は、後輩に言われた通りにパソコンを操作した。




普段少年は、パソコンを操作する人ではなかったので、わざわざいちから教えてもらったのだ。


「早めにやんないと・・・!」




実は、少年はリビングにあったパソコンをこっそり自分の部屋に持ってきたのだ。もうすぐ姉が帰ってくる・・・・。


少年は、焦りながらも正確に操作し、やっとマイスペースを作ることができた。





「・・・・・・よし、成功だッ!」


そして少年はさらに書き足した。




『バンドメンバー募集中』


『ボーカル、エレキ、ベース、ドラム どちらでもかまいません』





「ふう!」


少年は、背もたれによりかかり、息をついた。





すると、家のガレージが開く音が聞こえたので、


「まずいっ!」


少年はパソコンを急いでシャットダウンすると、リビングに大慌てでパソコンを元の位置に置いた。


運が良く、ちょうど少年が戻した途端に姉が帰ってきたのである。


姉は怪しそうに自分の弟のことを見た。


「・・・・何かあったの?ヘンね。」


「何もないよ。・・・別に。」


少年は言い返した。


姉は、フン、と言うと、自分の部屋に入っていってしまった。





少年はいろんな安心感が湧いてきて、近くにあったソファにどかっと座り込んだのであった。