12月に入ると、なぜか昔の記憶がふっとよみがえる瞬間があります。
寒い帰り道でイヤホンから聞こえてきた曲とか、誰かと待ち合わせをしていた駅前の匂いとか、
そんな冬の「音楽記憶」の中でも、とくに強く残っているのがクリスマスソングです。
今日は、その中から毎年必ず聴いてしまう5曲を紹介するつもりです。
じゃ、まずは邦楽の3曲です。
①クリスマス・イブ/山下達郎
冬の夜、街のイルミネーションを眺めながら静かに流れてくる——そんな情景にぴったりなのが、山下達郎の「クリスマス・イブ」です。1983年のリリース以来、今でも多くの人に定番として受け入れられているクリスマスソングの一つです。「きっと君は来ない」という切ないフレーズは、恋人を待つ孤独や、会えない寂しさをやさしく包み込むように響きます。JR東海のCM「クリスマス・エクスプレス」で全国に広まり、放送当時は「遠距離恋愛の代名詞」として社会現象にもなりました。今でもクリスマスが近づくとSpotifyやYouTubeで再生数が急上昇し、多くの人がこの曲を聴くと「冬が来たな」と感じると言われています。
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②すてきなホリデイ/竹内まりや
竹内まりやの「すてきなホリデイ」は、温かくて優しいメロディに、聴くだけで心がふわっと温まるような定番クリスマスソングです。この曲は2001年から長年続くケンタッキーのCMソングとして知られ、ケンタッキーを愛している人々にとって「クリスマスの音」と言えるでしょう。家族や恋人、友人と過ごす穏やかな時間を思い出させてくれるような、まさに「素敵なクリスマスの主題歌」ともいえるクリスマスソングですね。
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③クリスマスソング/back number
2015年にリリースされたback numberの「クリスマスソング」は、近年、平成・令和世代を代表する冬の恋愛ソングとして知られています。ドラマ「5→9〜私に恋したお坊さん〜」の主題歌としても広がり、放送当時からSNSを中心に話題になりました。
この曲の魅力は、恋がまだ始まっていない微妙な距離感や、片思いの切なさを胸に響くように描かれているところです。聴くたびに、あの冬の恋を思い出す人も多いのではないでしょうか。今でも「告白したくなる曲」「聴くだけで冬の夜を思い出す」といった声が多く、現代の定番クリスマスソングとして愛されています。
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そして、洋楽も2曲を紹介します。
④All I Want for Christmas Is You/Mariah Carey
もし「世界で一番有名なクリスマスソングは?」と聞かれたら、今では「All I Want for Christmas Is You」がその答えと言っていいでしょう。1994年にマライア・キャリーがリリースして以来、その人気は衰えることなく続いています。海外ではこの曲が流れ始めると「もうすぐ解凍される(The ice has defrosted)」「生きる伝説(This song is a living legend)」というSNSの投稿が話題になります。明るく元気になれるメロディは、まるで喜びに包まれたクリスマスの雰囲気そのものです。
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⑤Last Christmas/Wham!
1984年にリリースされた「Last Christmas」は、クリスマスの定番ソングとして世界中で高い人気や評価を得ています。SNSでは「この曲を聴かないとクリスマスじゃない(It’s not Christmas if you don’t listen to this song)」というコメントが見られるほど、まさに冬の象徴的な一曲です。また、数多くのアーティストによってカバーされており、その人気は今も広がっています。「毎年クリスマスになるとこの曲を聴く(Every Christmas I come back to this song)」「名曲は決して色あせない(Some songs never die)」といった声も多くなりましたね。
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クリスマスのいちばん素敵なところって、豪華なイルミネーションでも特別な料理でもなくて、好きな人や家族、友だちと一緒に過ごせることだと思います。
部屋の中にはゆったり流れる音楽、外の冷たい空気とは対照的に、室内だけ少しふんわりと温かくて、その喜びと穏やかな雰囲気に包まれながら過ごす時間は何よりの贅沢です。
