【クラリネットおすすめCD】
映画もセットで見るのがおすすめ!
映画『✈︎The Terminal』
ジャズのCDではありませんが、ぼくのお気に入りの1枚です。ぼくが音楽には熱中し始めたときに何度も何度も聴いていた1枚です。
映画のサウンドトラックで、ここまでクラリネットが使われているサントラは、正直珍しいです!
そもそもジョン・ウィリアムズもぼくの好きな作曲家で、スターウォーズをはじめ、インディ・ジョーンズ、ホーム・アローン、ハリー・ポッターなどなど、有名作はとんでもなく沢山ある訳ですが、ぼくはこのターミナルのサントラが一番お気に入りです。
映画音楽は、その場面や人物の感情をより深く印象付ける、そんな役割を持っています。
2004年の映画のようなので、なんと見たのは16年前。
でもこのサントラを聴くとこの音楽はこんなシーンだ、と音楽からシーンを思い出してしまうほど当時は聴き込んでいました。
(とはいえ全てを完全に覚えてるわけではないので、この音楽は確かこんなシーンだった、、というのもありますが💦)
やはり曲が示す雰囲気がそのシーンをうまく演出しているからこそ、いろいろ思い出せたりするのだと思っています。
主人公、トム・ハンクスの演じるビクターナボルスキー、この主人公のテーマがまさにクラリネット協奏曲風。
当時クラリネット始めたての宮崎少年はこの映画をたまたま見て、すぐにサントラを購入。クラリネットが大活躍する、この映画のメインテーマ曲「ビクター・ナボルスキーのテーマ」を何度も聞いていました。
そしてこのテーマが他の曲(シーン)にも雰囲気を変えて出てくるのがとても面白いんです。怪しい雰囲気になったり、、ビクターの迷いや不安、感情をとてつもなく分かりやすく示してくれています。
今思うと、主人公ビクターは英語が喋れないため、舞台がアメリカであるこの映画では喋るシーンは少なく、その為、ビクターのシーンで流れる音楽は、とてつもなく重要な意味を持っていたのだと思いました。まさに音楽あってこそな映画だった訳ですね。
ビクターのテーマももちろん好きですが、ぼくは7曲目の「Jazz Autograph」という曲がこのサントラでは一番好きです。
最初はピアノとベースのデュオ、まさにジャズバーで演奏している雰囲気で始まり、だんだんとオーケストラが加わり、
盛り上がっていった部分はこのサントラで一番気持ちの高揚を感じる、音楽の力を感じる一曲です。
⚠️⚠️⚠️
※この先は映画のストーリーに若干関わる話になりますが、(読んでも具体的な内容は分からないように書きましたが、映画を100パーセント楽しみたい方は読まない事をおすすめします!)
↓
↓
↓
↓
↓
この映画はなんと最後にあの人物が出演しています!当時はまだ知りませんでしたが、まさかのレジェンドが出演していたのです。
サントラに入っていないのがちょっと残念!(隠れジャズ映画?)
以上、ひとりごとでした。
気になった方はぜひ映画もセットに、鑑賞してみてください!
ジャズクラリネット奏者
宮崎佳彦


