我が家の近くに、お気に入りの「道」があります。
車の行き交う道路に平行している小道。
田んぼと畑の間を歩いていると、
「ここは里山?」という気分になれます
季節の花が咲き、雑草が繁り、蝶やトンボが飛んでいる。
時々ミミズを踏みそうになったり、猫がこっちを見ていたり
![天使の梯子(はしご)](https://stat.ameba.jp/user_images/20090917/11/clairiere/1c/c4/j/t02200293_0240032010255243409.jpg?caw=800)
▲柿の実が色づいてきました
ある日、この道を通り、家へ急いでしました。
(ちょっとした近道でもあります)
予定がいろいろあったのです。
「家へ戻ったら、あれをして、これをして」
「あっ、あれもしなくちゃ!」
「う~、時間がない。あ~、もうっ」
頭の中で行動をシミュレーションしながら、
いらいらしながら、ずんずん早歩き
その時、ふと、
「何を急いでいるの」と、思いました。
頭の中をグルグルさせても、用事が片付くわけじゃない。
家に戻ったら、やるべきことを順番にすればいいじゃん!
どうせ同じことが待っているなら、
そこまでの道のりをどんな気分で歩こうか?
そうして、グルグルをどけてみたら、
周りはのどかな雰囲気で、遠くには山も見えるし、天気もいい
さっきまでとは、全く違う場所にいるみたいで、
それは小さな驚きでした。
こういうことって、よくある。
無駄なことをして、周りの世界を作っていることがあります。
(イメージトレーニングが必要なときもあるけどね)
リーディングで、『Focus』というメッセージが届くことがあります。
「どこに焦点を当てますか? 本当に望むものを見ていますか?」というような意味合いです。
ネガティブな思考で考えていると、ネガティブな出来事がやってくる。
「ああ、やっぱりね。そう思ってたもん…」という結果です。
でも、どこにフォーカスを当てるかは自由
です。
どのような気持ちを選ぶかも、自分次第です。
小さなことだったけど、
この日小道を歩きながら、私は「なるほどね~」と納得したのでした。