部品製作のその二、冷却ポンプ編:モーター類や、アンプ類にバッテリー等の冷却方法。
主に、実船にヒントを得ています。
空冷方式の場合、冷却出来る、熱量が低い時には有効でしようが(発熱が短時間)。
高熱量の発生(発熱が断続的に続く状態)、ただし、航空機やヘリ型は、蓄熱する空間が開放している場合が多いので、今回除外します。

上文の高熱量に対応出来る方法として、水冷ポンプ等の自作構造と製作した物のレポートです。

前提:船舶類。

吃水から下にポンプ配置の場合:渦巻きポンプ とか、遠心ポンプ型がお勧めです。
理由は、低トルクでも低回転(限度有り)でも作動します。
一番の長所が、正転でも逆転でも、作動できる構造です。
でも、問題的な短所が有ります。
作動回転軸の水密シール等の耐久性が最大の短所・・・欠点かな?。

でも、大丈夫?。

ポンプからの漏れは、通常のポンプより何十倍も強い様に構造設計出来て簡単な方法です。
能書きが多くて、すみません。


例のごとく、プラ板から製作しています$いごっそのブログ-遠心ポンプ作り001加工開始。

$いごっそのブログ-遠心ポンプ作り002
普通の遠心型ファン形状。

$いごっそのブログ-遠心ポンプ作り003
中央軸を潰さないように、加工します。

$いごっそのブログ-遠心ポンプ作り004
ポートは大きい程流量が出ますが、回転数と調整しながら。


$いごっそのブログ-遠心ポンプ作り005
ポート数はプラ板の強度と相談しての事です。

$いごっそのブログ-遠心ポンプ作り006
ポンプのファン部品完成、通常のポンプ軸の方向です。

$いごっそのブログ-遠心ポンプ作り007
この軸方向が負圧ポンプの秘密です。

$いごっそのブログ-負圧ポンプ イメージ
下手な図ですみません。
この後のケースやカバーも、プラ板で作成します。

$いごっそのブログ-高圧対策 ギアポンプ
試作的に作成したギアポンプですが、出番が無く転がっています。